ニコ動で視聴できるのをうっかり忘れていて、
一話を見逃すところでした…(;´Д`)
原作者は『薔薇のマリア』の十文字青先生。
異世界トリップもの??にみせかけて王道的要素は一切ありません。
弱い。みじめなぐらい弱い。主人公補正はかろうじて退場ことしないぐらい。
目次
あらすじ
舞台は赤い月に照らされる世界「グリムガム」
名前以外何もかも思い出せない同じ境遇の12人。
そこに現れた案内人により、「義勇兵団レッドムーン」の事務所で、
人類が魔物と戦っていることを知る。
そこで彼らに提示された選択肢は2つ。
義勇兵となってその戦いに身を投じるか。
街で細々と生きるかの選択を迫られた。
ハルヒロをはじめとした六人が決断できないうちに、
いち早く動いたレンジは他の六人を誘ってパーティーを組んでしまった。
ハルヒロ、ランタ、マナト、モグゾー、ユメ、シホルの六人は、
残ったメンバーでパーティを組むことになったが…
第一話 灰と幻想のグリムガル Episode.1「ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ」
一話は主人公たちの事情と世界観の説明回。
そして異世界での日常が中心描かれています。
朝ごはんを作るパーティメンバーたち。野営でご飯を和気あいあいと食べる少年少女たち。
ここだけみるとほのぼのアニメなのかな?と勘違いしちゃいそうです。
んなことないんですけどね!だって原作十文字青先生だぞおい。
なありは原作読んでいません。
十文字青先生のデビュー作『薔薇のマリア』が好き過ぎなだけでござる。
これはまだメインキャラ無事だった方だけど、サブキャラはどんどんご退場されます。
華々しくなく、呆気無い最期です。ファンタジーでゲームちっくな世界観なのに死に対する描き方がリアル。まぁ、条件付きで復活できちゃう世界でも在るんですけどね!こっちは!
さてグリムガルの話に戻ろうね。
薄暗い森のなかでゴブリンと戦闘を繰り広げるハルヒロたち六人。
ここで多くのアニメや王道ファンタジーは華麗に攻撃をし、コブリンを打ち倒していく主人公たちという展開をもってくるでしょうが、グリムガルは違います。
何回やってもゴブリンが倒せない。
RPGなんかでは結構初期の方で出てくる雑魚キャラだけど、倒せない。
倒せないから報酬も得られない。レンジたちのパーティとどんどん実績の差が広がっていきます。最終的にゴブリンのほうがいいもん喰ってる。
めちゃくちゃシビアな異世界もの。
ハルヒロたちには記憶がありませんが、グリムガルの者ではない「ヨソノモ」ということは、やはり異世界トリップもの、という分類でいいのかな…?
世界そのものに謎がたくさんありますね。今後どうやって判明していくのでしょうか。
というかこの子たちは明日ご飯食べられるの?という心配をしちゃいます。
メンバーの名前とクラス
以下のとおり。
盗賊のハルヒロ
独白していた少年。眠たげで気だるげ。
暗黒騎士のランタ
お調子者っぽい。憎めない馬鹿。
デリカシーを置いてきた。
鬱な状態で生き残りそうである。
神官のマナト
穏やかな青年。リーダー格。
壮絶な最期を迎えそうである。
戦士のモグゾー
のんびりした青年。熊さんみたい。
いち早く脱落しそうである。
狩人のユメ
一人称「ユメ」間延びした話し方をする。
早食い。ランタとちょっぴり嫌悪?
女の子は生き残りそう。
魔法使いのシホル
おとなしく人見知りをする少女。
隠れ巨乳じゃない巨乳。
この子は生き残る気がする。
薄い文字はただの予想です。たぶんハルヒロは生き残るでしょう。たぶん。
『薔薇のマリア』では主人公は弱いけれども仲間がチート級の強さ、というのでしたが、グリムガルではパーティ全員レベル1どころかソレ以下からのスタート。
なんかもう義勇兵以外の細々とした暮らしを選択したほうがよかったんちゃう?と思っちゃいます。
十文字先生は弱いもの、弱者の足掻きを泥臭く、でもとても魅力的に書かれる方です。
アニメでどうやって表現するのか、怖いけど原作買うといろいろと悩んだり気になったりしています。
(原作はたぶん後半にはいって登場人物減るし、鬱展開になるだろうし、たぶんパーティメンバーいなくなるだろうし、アニメも鬱展開?うつなの?真っ赤に染まっちゃうの?という心配しかない)
第二話もまたほのぼの(?)日常回になるのかな?
いきなりパーティメンバー脱落したりしないよね?
どうしようすごい不安。