むちつみ

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ねこあつめの合言葉「麦踏み」について

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本日のねこあつめのあいことば「麦踏み

読み方は「むぎふみ

 

一発変換可能成功!

私でも読めましたヽ(=´▽`=)ノ

 

しかし、麦踏みってなんぞや?という疑問が

言葉から連想されるのはミステリーサークルの

人為的な制作に用いられる方法。

 

連日、日本の行事をあいことばにしておいて、

急にナショナリズムになるわけないよなと思ったので

いつものごとくグーグル先生に聞いてみました。

 

もし、上の意味だったらナショナリズムな上にニッチすぎる。

 

目次。

   

 

 

 

「麦踏み」とは何か?

 

端的に説明すると「麦を踏む作業」

そのまんまやった。

麦を育てる段階で行う農作業の中の一つ。

 

昔はえっちらおっちらど足で踏んでいたそうです。

しかし文明は進み登場するのは文明の利器トラクター。

ローラーを装備して人の代わりに踏みつけます。

 

「麦踏み」の理由

 

こちらも一言でいうなら簡潔明瞭

「麦を強くするため」です。

 

麦を育てる農家の人たちはスパルタなのかな?

そして麦は反骨精神旺盛なんですね。

踏みつけられて強くなるとは…

 

さすがは海外での主食の原料にして

お米様を追い抜こうとしている消費量の持ち主。

 

真面目に説明すると踏みつけて

わざと麦の苗の茎を折ったり

傷をつけたりして水分を吸い上げる力を

弱くするのが目的です。

 

「そんなことしたら、

育たなくなっちゃうんじゃない?」

 

と思うかもしれませんが、

わざと麦の水分量を減らすことで

寒さや乾燥に強くするのです。

 

 

反骨精神ホルモン「エチレン」

 

植物には「エチレン」というホルモンがあります。

このホルモンは傷つくことで発生し、植物の茎を太くする作用があります。

 

つまり、麦踏みはこの「エチレン」に作用させるための作業なのです。

 

とはいっても、何事にもデメリットはあるもので、

あまりにもエチレンが多く出ると作物が熟れ過ぎてしまい

出荷できなくなることもあります。

また、茎は太くなりますが背は伸びにくくなるので

作物を育てる人たちにとっては困った一面もあります。

 

 

寒い時期の敵「霜柱」撃退

麦踏みは基本的に早春(1月~3月)に行われます。

(地域や農家さんによって異なることもあります)

 

冬から春にかけての寒い時期には

地面に作られるものがありますよね。

 

氷点下になると地中の水分が

柱状に地面の上に浮き上がってくる、

農作物の敵、それは「霜柱」

 

霜柱は気温が上がってくると徐々に

溶け消えてゆくものですが、

こいつは地中からむくむくと浮き上がってくるときに

作物の根も一緒に持ち上げてしまうことがあります。

それにより根っこが傷んでしまうのです。

 

また、土も一緒に浮き上がり、

根っこがしっかりと地面に埋まらずに

栄養を吸い上げられない、

という事態も引き起こします。

 

「麦踏み」で土を踏むことで

浮き上がった根を押えこみ、

地面にしっかりと根を張らせるのです。

 

 参考・出典

www.oh-mugi.net

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp