むちつみ

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最近知った言葉役不足と役者不足の意味

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なありです。

精神的に不安定な中。

ちょこちょこと本を読んでます。

最近知ったことについて、

覚え書きついでにメモメモしときます。

 

 

よく間違われて使われている言葉。

役不足

 

「この仕事はボクには役不足ですよ」

などと自分を下げる意味で

使っている人が多いと思います。

 

なありもずっとこの意味だと思っていました。

「私には役不足ですよ(謙遜)」

でもこれ実際には(不遜)なんですよね。

 

 

本来の意味は違うのです。

 

目次。

 

 

 役不足とは、

不足している。

つまり「役が自分に相応しくない」という意味で使うのが正しいです。

たとえば実力よりもはるかに簡単な仕事などが

自分に回ってきたら「役不足だ」といえるわけです。

 

つまり言葉のまま、役「が」不足しているわけです。

 

なので「ボクの実力不足でこの仕事はふさわしくない」

と謙遜したい場合は

 

「役者不足」

 

という言葉のほうが正しいです。

 

 

この言葉、恥ずかしながらついこの前知りました。

 

役者不足

とは役不足に似ているようで

意味は真逆といってもいいほど。

 

「役」が不足している

 

のに対して

 

「役者」が不足している。

 

役を演じている人間がふさわしくない

 

という意味。

 

 

いままで「役不足」を間違って

使っていた場面で意味も正しく使える言葉です。

 

 

役不足に役者不足。

字面はにていますが、

一文字加えただけでまったく意味がかわってしまいます。

 

役不足の意味が間違って広まったのも、

おそらくこの2つが似ているからではないかなと思います。

 

 

 

役者不足、という言葉を知ったのは、

とある本をパラパラと読んでいた時です。

 

それは、こちらの本。

 

語彙力こそが教養である (角川新書)

語彙力こそが教養である (角川新書)

 

 

自分の語彙の貧困さに絶望する日々の中、

足掻くために手にとりました。

 

実際にひとつかしこくなれました。

どくしょってすごい(こなみかん