ねこあつめの合言葉は「母子草」
読み方は「ははこぐさ」
オトギリソウ、のようになんだか
不吉な由来がありそうな名前である。
ホラー映画で「弟切草」ってありましたよね。
見て下さいよこの漢字。
弟を切る草
名前から見て不穏。
そして由来がこれまた不穏だった。
目次。
母子草(ははこぐさ)とは
キク科の越年草。道端などに生え、高さ20~30センチ。全体に白い毛がある。葉は先が丸みを帯びたへら状で、互生。4~6月、黄色い小花を多数つける。若い苗は食用。春の七草の一で、御形(ごぎょう)とよばれる。こうじばな。ほうこぐさ。《季 春》「百歩にて返す散歩や―/秋桜子」
出典
越年草(えつねんそう)とは、名前のとおりに年を越して芽吹く植物のこと
冬の前に芽を出して、春から夏にかけて花を咲かせる。
珍しい植物ではなくて道端に普通に生えている、
いわゆる雑草と呼ばれるものっぽいですね。
華やかさはない慎ましやかな小さな花です。
母子草の名前の由来とは
ドキドキしながらグーグル先生に聞いてみましたが、
特に不穏な由来ではなかったことに安心しました…
由来は諸説あります。
1。母子草は葉や茎が白い綿毛に覆われています。
この姿が母親が子を包み込むように見えた説
2。葉っぱを「乳児の舌」に見立てた説
3。見た目がどこか「ほうけた」ような状態に見える→「ホウコグサ」が
なまって「ハハコグサ(母子草)」になった説
などなど。
他にもいくつか説はありますが、
「これだ!」というものはありません。
出典・参考
かつては草餅の材料だった
ヨモギよりもポピュラーだったようです。
真偽の程はわかりませんが
「母と子を臼と杵でつくのは縁起がよくない」として
ヨモギにその立場をとって変わられました。
生薬としても効果がある
食用だけではなく漢方薬の材料としても使えるそうです。
主に咳止めの薬。
細かくして、日干ししてお茶にするなどして、摂取します。
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