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ねこあつめのあいことば「帰り花」の読み方と意味について

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ねこあつめのあいことば「帰り花」

読み方は「かえりばな」

 

目次

 

帰り花(かえりばな)とは?

1 返り咲きをした花。二度咲きの花。狂い花。《季 冬》「凩 (こがらし) に匂ひやつけし―/芭蕉」

2 身請けされた遊女が、二度の勤めに出ること。

「御身はまたまた廓 (くるわ) に―」〈浮・御前義経記・二〉

出典:返り花/帰り花(かえりばな)の意味 - goo国語辞書

 

意味は二つあるようです。

 

ひとつは返り咲きをした花。

本来咲く季節ではない時期に咲いた狂い花のこと。

 

多くには春に咲く桜や桃、梨、山吹、つつじなどにみられる現象。

寒さがますこの時期ですが、たまに暖かくなる日が訪れますよね。

そんなときに、「あ、春がきた!?」と勘違いした花が咲いてしまうことがあるのです。

 

 

もうひとつは身請けされた女性が、もう一度遊女として勤めに出ることを意味します。

遊女というのはだいたい借金の方に売られて、返済のために身を売っているのですが自分で働く以外に「お客にお金を払ってもらう」という方法もあります。

 

これを「身請け」といいます。

だいたいはお金を払った男性の後妻や愛人になったり、中には正妻となることもあったようです。

 

遊女の帰り花というのは、そうやって一度身請けされた女性がなんらかの事情で再び遊女として働くことを意味します。