『文豪とアルケミスト』
というプラウザゲームを最近はじめました。
『刀剣乱舞』と同じくDMM.comが運営。
謳い文句(キャッチコピー)は『女性向け文豪転生ゲーム』
文豪転生ゲーム
この時点で「ん?んん???」
となりました。
文豪はわかります。
転生もわかります。
しかしこの2つを合わせる文豪転生は意味がわかりませんでした。
どんなつながりがあるの???なにこれ????
目次
世界観
どこかの時点で違う歴史を歩み始めた日本。
近代風情が長く続くこの世界では、多様な思想を生み出す文学書が人々に個性と意思を与えてきた。
しかし─
突如、文学書が前頁黒く染まってしまう異常現象が発生、
次第にそれらの文学書は、最初から無かったかのように人々の記憶からも奪われ始める。
それは負の感情から生まれた「本の中の世界を破壊する侵蝕者」によりもたらされた災禍だった。
それに対処するべく、特殊能力者"アルケミスト"と呼ばれる者が
国の図書の全てを扱う国定図書館に派遣された。
彼らは特務司書として文学書を守るため、文字の持つ力を知る文豪を転生、
彼等の力を使い、侵蝕者達を追伐する。
ゲームの内容としては文豪を転生させて(呼び出して)本の中に潜書(はいってもらって)侵蝕者なる敵を倒していく、というものになります。
プレイヤーは特務司書、アルケミストです。
アルケミストとは錬金術師を意味しますが、どういう方法で文豪を転生させているのかははっきり説明されていません。
ifの、もしもの世界なので錬金術師がリアルと同じ意味を持っているとも限りませんし。
ただ、先に転生させた文豪を本の中にもぐらせて、他の文豪を探し出してもらう、という方法を取ります。
史実での関係性とゲームでの出現率に関係性があるのかはまだはじめたばかりなのでいまいちわかっていません。
文豪とは
有名な小説家、詩人、戯曲家、童話作家などのことを指します。
夏目漱石とか太宰治とか宮沢賢治とかのことですね。
義務教育の国語の教科書に載っていた作品の著者たち。
登場する文豪たち
上記の三名他、さまざまな文豪たちが登場します。
有名な芥川龍之介、谷崎潤一郎、森鴎外、泉鏡花、中原中也、江戸川乱歩などなど…
ちょっとマイナーな作家さんも登場します。
(ぶっちゃけ知らん人の方が多かった…)
近代文豪などは現代においても写真などが残されていますが、『女性向け』と銘打っているのでだいたいみんなイケメン、イケボです。
文豪を転生させて戦わせる、という初見だと「ん?」となる設定なので外見は似ていなくても設定上問題はないのですが。
生前のトレードマークだったようなものや逸話などに関連した姿になってます。
あとショタになったりもします。転生した姿だから仕方ないね。みんなむかしはしょたにろりだった…
気になること。
女流作家の扱いはどうするのか、というのが一番気になります。
与謝野晶子や平塚らいてうはかなり有名な方ですし、出てきたもおかしくはないと思うのですが、「女性向け」と銘打っていますから男性文豪と同じ立場での登場はないのかもしれませぬ。
男装ならワンチャンあり?
いやいや、文豪が転生した姿やろ?
でも、よくよく考えてみると『文豪とアルケミスト』に出てくる文豪たちはみんな"転生"してるんですよ。(この転生がどんな意味かは置いておいて)
つまり、生前が女性だったとしても今世は男性として産まれてきてもおかしくはない!
ということです。
女流作家男体化の可能性あり???
近代に実際に生きていた方をゲームに登場させるわけですし、与謝野晶子の子孫はたしか有名な方だったと記憶しているので取扱はデリケートになると思うのですけれども。
司書補佐やイベントキャラとして登場
乙女ゲーでいう「お助けキャラ」的立ち位置。
イベントでのナビゲーションをしてくれたり、イベント限定登場だったりという具合。
でも、あくまでも「文豪」たちが戦うゲームなので、やはり男体化転生で登場のほうが可能性が高いかなぁ…と。
個人的には男装の美麗か男体化して欲しいです。
もしくはもう女性キャラとして登場させるとか。
文豪ゲームと銘打っているのですから、女流作家も出して欲しいというのが個人的な願いです。