ねこあつめのあいことば「童子」
読み方は「どうじ」もしくは「わらし」
グーグル日本語入力でスマホ、PCともに変換可能でした。
思っていたよりも意味がたくさんありました。
やっぱり調べるって大切。
目次
童子(どうじ、わらし)の意味
1 幼い少年。子供。わらわ。「三歳の―でもわかる話だ」
2 貴人の身のまわりの世話をする、召し使いの少年。
3 《〈梵〉Kumāraの訳》
㋐仏の王子、すなわち菩薩(ぼさつ)のこと。
㋑仏・菩薩・明王などの眷属(けんぞく)につける名。八大童子など。
㋒寺院へ入ってまだ得度剃髪(ていはつ)せずに、仏典の読み方などを習いながら雑役に従事する少年。女子は童女という。
幼い子供のこと。
有名な妖怪に”座敷わらし”がいます。
彼、彼女たちは幼い子供の姿をしている、だから座敷”わらし”とう名前がついたのでしょうね。
座敷にいる幼い子供だから、とてもわかりやすい。
召使の寺院で少年や雑用をする少年少女(少女は童女)などと基本的に「おさない子供」を意味する言葉のようです。
仏教用語としてのは仏の眷属や、菩薩のことも童子、と指すらしいのですがそれならば”茨木童子”や”酒天童子”のように当時の悪鬼として成敗された存在に”童子”とつくのは何故なんだろうと疑問を覚えました。
酒天童子、茨木童子とは
平安時代に大江山を本拠に京都を荒らし回ったとされる「鬼」の名称です。
源頼光率いる頼光四天王によって倒されたという物語はさまざまな漫画やアニメ、小説などで題材にされているので一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
鬼に童子がつく意味とは
(鬼の定義はややこいいので省略します)
これにはいくつか説があって、はっきりとはわからなかったのですが、
- 茨木童子、酒天童子は幼いころに”◯◯童子”と名付けられていて、そのまま呼び名になった。
- ◯◯童子、という言葉は幼い子供につける呼び名であり、二人は鬼の一族出身だったので呼び名が悪名とともに広がった…
- もともと、寺院で「童子」として雑用をしていたから。(つまり寺を飛び出して悪行を重ねて”鬼”となった)
- 二人とも髷(まげ)をしていなかったため。(まげというのは当時の髪型。当時の社会では髷(まげ)を結わえていない大人もまた童子と呼ばれていたため、身分の低い人々に多く存在したとされる)
などなどありました。
まず鬼が何かとする定義からして意味がかわってくるようで、詳しいことは理解できなかったです…
これまでのあいことば