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【ネタバレご注意!】FGO1.5部『エピックオブレムナント』にて実装された『新宿のアサシン』の真名は?出典は?融合された幻霊の理由とは

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FGO1.5部のネタバレが激しいからのでご注意ください。責任とれませんので!

 

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天に星、地には悪漢。

幻想であるはずの男は、拳法と共に創成された。

さあて、俺様は誰でしょう!?

 

FGO1.5部『エピックオブレムナント』にて実装された通称『新宿のアサシン』

『真名隠し』システムの実装のため、後々まで真名はわかりません。

 

この意味深なプロフィールもちゃんと正体と関連がありました。

星に幻想、拳法…

「俺様」は誰でしょう!?という問いかけ。

 

かなり特徴のあるデザインをしているので分かる人にはわかったようですが、私はさっぱり…

 

八犬伝の登場人物ではないかという推測を見ましたが果たしてこの「俺様」は誰でしょうか。

 

目次

       

   

『新宿のアサシン』に融合された「都市伝説」

『新宿のアヴェンジャー』は◯◯という虚構の存在と◯◯◯◯という「都市伝説」の概念が合わさった姿でした。

 

↓『新宿のアヴェンジャー』の正体についてはこちらの記事で書いています。

 

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アヴェンジャーと同じく『新宿のアサシン』も◯◯という虚構の存在と◯◯◯◯◯◯◯◯という「都市伝説」の概念と融合してます。

 

 

それはドッペルゲンガー

 

プロフィールで「俺様は誰でしょう」という問いかけはここからきているわけですね。

ドッペルゲンガーはとても有名なお話です。

ドッペルはドイツ語で”二重”、”分身”という意味。

ゲンガーは”影”。

 

ドッペルゲンガーとは

もう一人の自分が現れ、その姿をみたら死んでしまう、という民間伝承。

 

真偽は不明ですが実際に「ドッペルゲンガーに会った」という証言がいくつか残されています。

かの有名な芥川龍之介、リンカーン大統領などが亡くなる前にドッペルゲンガーが目撃されたという話もあります。

 

『新宿のアサシン』の出典は中国四大奇書『水滸伝』

 

中国四大奇書(ちゅうごくしだいしょき)とは

中国の章回小説「水滸伝」「三国志演義」「西遊記」「金瓶梅」の総称。もと元代の「水滸伝」「三国志演義」「西廂記」「琵琶記」をいった。

出典:四大奇書とは - Weblio辞書

 

水滸伝や三国志、西遊記は日本でも有名でも有名ですね。

いろいろな作品のモチーフになっていたり、ゲームになって無双してたり戦争してたり…

日本人作家の『水滸伝』としては、

水滸伝 文庫版 全19巻+読本 完結BOXセット (集英社文庫)

水滸伝 文庫版 全19巻+読本 完結BOXセット (集英社文庫)

 

 通称『北方水滸』といわれる長編小説が有名ですね。

 

ゲームでは『三国志』だと、

三國志13 with パワーアップキット - PS4

三國志13 with パワーアップキット - PS4

 

が有名ですね。

 

『水滸伝』とは

中国明代に成立した長編小説で、四大奇書の一つ。

出典:水滸伝の成立史とは - Weblio辞書

 物語の簡単な概要

108人の星の生まれ変わりの流転を描いた物語。

かなりの長編。さまざまな人物が登場し、衝突し人生が交差しあう。

『水滸伝』そのものは虚構の物語であるが、登場する盗賊は史実で横行していた盗賊が基になっているとかいないとか。

 

めっちゃくちゃカジュアルにかつ乱暴にまとめてしまうと「ごちゃまぜクロスオーバー軍パロ二次創作

 

中国の歴史やずっと伝わってきた伝承や古い逸話、講談、演劇などが伝承の『水滸伝』の基の元。

登場人物は史実に存在していた人物がモデルだったり、まったくの虚構の存在がモデルだったりといろいろです。

 

 個人的にはコナミの『幻想水滸伝シリーズ』のⅠ&Ⅱを推したいです。

幻想水滸伝I&II

幻想水滸伝I&II

 

 

『新宿のアサシン』の真名は?

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『水滸伝』天罡星三十六星の天巧星の生まれ変わり。(108人の星の生まれ変わりが出逢い彼等の仲間と共にひとつの軍となりあれこれする物語)

 

名を燕青(えんせい)という。

 

 

出典でのスペックはチートの一言。

色白の美青年で武芸に秀で話芸も達者で義理堅く人情深い、という完璧野郎。

 

歌や踊りに優れていたため「伊達男」という意味で浪子(ろうし)とも呼ばれていた

 

のだが、

 

主には恵まれなかった。

彼の『主人』

108の星が二席。

盧俊義(ろしゅんぎ)が主人。

 

燕青の産まれは孤児なのですが、資産家である盧俊義(ろしゅんぎ)に拾われ育てらたおかげで武芸や学問、芸事などを身につけることができ、主人も主人なりに燕青を可愛がり、彼の身体に都で一番という腕を持つ彫師に見事な入れ墨を入れさせたりしました。(最後のやばくない?)

 

燕青は主人に厚い恩義を抱き、他の誰よりも固い忠誠を誓いつかえましたが、

 

この盧俊義という男、

 

何にしても燕青の忠告をまともに取り合わない。

 

何度も痛い目にあっても、燕青の言葉が正しくても、頑なに彼の言葉を聞き入れず、最終的に燕青と決別してしまいます。

 

ぶっちゃけ、燕青がいなければそうそう命がなかった人物なので決別後、非業の死を遂げます。その後の燕青の行方は詳しくは語られていない。

 

※『水滸伝』をモチーフにした作品や再解釈した物語では二人の主従関係がものすごく良好なものもあります

 

健気で恩義深いエピソード

  • 自分の言葉をまったく聞き入れてくれない主のために奔走し主と部下2万の軍を助ける
  • 不倫妻と間男に冤罪着せられて捕らえられるよ!と訴えているのに無視して牢屋にボッシュートされた主のために物乞いになって得たご飯を届ける。
  • ご飯を届けるために牢番に土下座までしてる
  • 逃亡中怪我をした盧俊義を背負って山道を逃亡する
  • 栄華を求めれば命が危険に晒されるとして余生を一緒に静かに過ごしましょうと誘う

などなど…

 

だいたい、忠告は聞き入れられず痛い目に合う主を燕青はフォローしまくってます。

でも、最後の誘いを断られた燕青は主にも何も告げずに姿を消しその後、栄華を求めた盧俊義は非業の死を遂げるのです。

 

なぜ、ドッペルゲンガー???

作中では明言されていないので実際どうだかわかりませんが、たしか原作『水滸伝』で身分を偽ったり、変装したりする場面が一番多いのが燕青…だったはず、たぶん。

 

変装で架空の人物、になるのではなく実際に存在している誰かになり変わる、というのがとても上手で話芸にも秀でていたからだと思うけれども人も完全に騙しきれる腕前の持ち主。

(何割かはたぶんぜったい美青年だからだと思ってる。美しいものに人は弱い)

 

信じて欲しい人に信じられなかった悲運(だけど能力はチートレベル)の美青年。

 

FGO内でヒャッハー気味だったのは決して新宿が世紀末だったからではなく、ドッペルゲンガーの概念と融合してしまった結果、「マネた」相手の記憶から感情すべてを知ってしまい「自分というもの」が曖昧になってしまった…からだと思われます。

(作中での言動をみるに)

 

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