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【ネタバレ注意】FGO1.5部『アガルタの女』ドレイク・オルタ(?)の真名とは?どんな伝承から産まれたの?

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CMで論議を巻き起こしていた色違いのフランシス・ドレイクさんの正体が判明しました。

 

彼女が登場する章で口調があまりにも違ったため「んんん?!!!」となりましたが正体を知って「あー」となりました。

 

ドレイクさんの掘り下げがくるのかなぁ…と期待もありつつ微妙な気持ちになりましたけれども。

 

とりあえず、予想はことごとくはずれました!!\(^o^)/

 

目次

 

 

ドレイク・オルタ(?)の正体

外見はドレイクさんだけれども、中身はドレイクさんではなかった。

 

色合いも口調もドレイクさんとはかけ離れている海賊公女。

オルタでなくて喜ばしいような出番がなくて寂しいような複雑な心境です。

 

これは、伝承地底都市アガルタを形作った彼女の願いに沿うようにたまたま条件が似通っていたドレイクさんの霊基が利用された、ということなのでしょうか。

 

彼女の真名は「ダユー」

 

 

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フランスのブルターニュ地方に伝わる伝説の都市「イース」

 調べてみると、都市の名前はイース、もしくはイス。

娘の名前もダユーではなくアエス、という場合もあるようです。

 

FGO基準として都市の名前はイース、娘の名前はダユーと記していきますね。

 

 デオンちゃんが簡単に説明してくれました。

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デオン

「フランスの話だからね。知っているよ。」

「マスター、イースについて聞いたことがあるかな。

ブルターニュあたりに伝わる古い伝説さ。」

「簡単に言えば……

かつて、イースという名の海辺の街があった

 

悪徳と背徳の限りを尽くして栄えていたが、神、あるいは悪魔の手により一瞬にして都市まるごと水没した。

「今でも海の下には、その栄華を極めた悪の都市が当時のままの姿で沈んでいるらしい───そういう話さ。」

ダ・ヴィンチ

「そしてそのイースを支配していた娘の名前が……

ダユーだ。」

「街の主でありながら、率先して略奪を繰り返し───そう、言わばその海賊行為で都市の悪徳の根幹を築いた人物。」

 

 

善良なるグラドロン王と娘ダユーの関係

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 グラドロンとはダユーの父にして、フランスブルターニュ地方南部のコルアイユ王国の国王です。

 

善良な人物であり、森に住む隠者「聖コランタン」と出逢ったことにより敬虔なキリスト教徒となりました。

この出会いにより、コルアイユ王国の首都カンペルレにキリスト教の信仰が広まります。

 

ダユーはそんな善良であり敬虔なるキリスト教徒であるグラドロン王の娘。

つまりは王女でした。

彼女の母親、つまり王の妃ですが海の妖精であったともいわれています。

それならばダユーが最期にたどり着いた結末にも納得がいきますがたしかではありません。

 

グラドロン王は美しい娘ダユーを溺愛しており、海辺に住みたいという娘のためにイースという美しい都市を建設します。

 

美しき水上都市イースはダユーのために建てられたのです。

イースは海抜が低い場所に立てられたため大きな堤防と水を防ぐ水門が作られ、水門の鍵はグラドロン王が管理することとなりました。

 

悪徳なる娘ダユー

父に善良なる王グラドロンを持つダユーですが、彼女自身のあり方は善良とは程遠いものでした

彼女はイースで放蕩に振る舞い、悪徳の限りを尽くし、町の人々も彼女に感化されるようにどんどん背徳的な行為に手出していきます。

 

他者から奪った富でイースは栄え、皮肉にもパリにも匹敵する美しい都市に発展していきます。

ダユーは毎晩、違う男性と過ごし一夜を過ごした男を無残に殺し海に投げ捨てました。

 

ある時、聖ゲノルがイースのあり方に心を痛め、ダユーを説得しに訪れましたが彼女は耳を貸しません。

そしてとうとうイースは神の怒りを買ってしまうのです。

 

イースとダユーの最期

イースには日々、ダユーの美貌に惹かれて多くの男達が求婚に訪れていましたが、あるときひとりの見知らぬ貴公子が現れました。

 

それまでダユーに求婚してきた男たちとは違う彼にたちまち心を奪われたダユーは貴公子にいわれるままに王の寝所から水門の鍵を盗み出してしまいます

 

貴公子の正体は神の遣いだとも、悪魔だともいわれていますがさだかではありません。

すくなくとも彼がイースというを滅ぼしたきっかけとなったのは間違いありません。

 

かくして水門はあけられ、イースの街には大量の海水が流れ込み建物を人を飲み込んでいきます。

ダユーは父であるグラドロンと馬に乗って逃げようとしますがダユーが乗った馬はなかなか前に進みません。

 

神の怒りを買ったダユーを落とさねば共に海に飲み込まれてしまうと聖ゲノルに告げられた王は苦渋の末、娘を突き落とします。聖ゲノルが杖で叩きおとしたとも伝えられます)

 

生き延びたグラドロン王は、カンペールに新しい都を建てたとされています。

水底に沈んだダユーは、人魚となって美しい歌声で漁師たちを魅了しては水中に引き入れるといわれています。(セイレーンになった、ということなのでしょうか)

 

母親が水の妖精だといわれているのはそれが理由なのかもしれません。

 

イースという街は水中に当時のままの姿で残されており、享楽と堕落の限りを尽くしてきた住人たちは死ぬまでに行ってきたことを許しを得るまで永遠に繰り返すという罰を受けている、と伝えられています。

 

また、このイースは『トリスタンとイゾルデ』のイゾルデの生地としても知られている、そうです。

どのイゾルデのかはわかりませんが・・・

 

FGOにおけるダユー

サーヴァントとしての彼女は、新宿で登場した幻霊に近い存在です。

彼女一人では英霊に成れない。

だからこそ、「海賊」として名高いフランシス・ドレイクの霊基を基盤として、召喚されたのだと思います。

 

海賊公女として女海賊たちをまとめイースを支配していた彼女。

過程は違いますが、最期は水門の鍵を奪われ都市は水没してしまいます。

 

欲しいものは奪え、奪ったものは欲しがるな、略奪と消費を繰り返し都市を栄えさせていた彼女はイースという狭い世界にとってはよき王だったのかもしれません。

 

とりあえず、高乃麗さんのエロい声どしこりもうしあげる。

 

 

 

参考サイトさま

bretonsdujapon.wordpress.com

 

『沈める寺』とイス(イース)伝説

 

 

 

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