本日のねこあつめのあいことばは「雁木」
読み方は「がんき」です。
某運命の夜零の雁夜おじさんの漢字だ!と
「かりき」とポチポチしたら変換できました。
しかし、PCだと「がんき」ではないと出てきません。
どちらもGoogle日本語変換なのに不思議である。
雁木(がんき)の意味とは
1 空を飛ぶ雁(がん)の列のようなぎざぎざの形や模様。
2 雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から庇(ひさし)を長く差し出して造り、下を通路とするもの。《季 冬》「来る人に灯影ふとある―かな/素十」
3 桟橋に続く木の階段。
4 「雁歯(がんし)」に同じ。
5 木材を切るための大きくて歯の粗いのこぎり。
6 「雁木鑢(がんぎやすり)」の略。二番目の解説デジタル大辞泉からの出典:雁木(がんぎ)とは - コトバンク
雁木、と一つとってもこれだけたくさんの意味があります。
多分ですが二番の長いひさしを作り出して下を通路とするもの、を合言葉は示しているのではないかなぁ…となんとなく思います。
これは雪国などによく見られる造りで、商店街などの屋根よりは狭いですがイメージ的にはあんな感じです。隣り合った家々のひさしがひとつの通路を造り、雨や雪から通行人を守ってくれます。
一番目の雁(がん)とは簡単にいってしまえば大型のカモのことです。
大きさはカモより大きく、白鳥よりは小さい。
細かい分類方法は見たけれどもわかりませんでした\(^o^)/
なんだかカモと聞くと親子が車道を歩いている微笑ましい光景が浮かびますが彼女たちもまた鳥類で羽根も退化してないので当たり前に飛びますよね(なんだか飛んでいる光景が思い浮かべられませんでした)
正確には雁は鴨それ自体を示しているわけではないようですが。
4番目の雁歯とは、
橋の上の横板。雁の列や歯並びのように1枚1枚食い違って並ぶところからいう。雁木 (がんぎ) 。
あと、ウェキペディアですが、他にも「雁木」(がんき)には以下のような意味があるようです。
雁木造 - 雪国の商店街等で見られる雪よけの屋根
雁木 (港湾) - 船着場における、階段状の構造物
雁木 (城郭) - 石垣や土塁に昇降するために付設された石階段。
雁木囲い - 将棋の囲いのひとつ
雁木 (日本酒) - 山口県産の日本酒の銘柄
お、おぉ…これ調べきれませんは…
試しに将棋の「雁木囲い」についてぐぐってみたけれども解説みてもわけわかりまへん。棋士じゃないというか基本知識ももってないんや…無理や…
と、とりあえずですがおそらく、ぎざぎざとなっている形状のもののことを雁木と呼ぶのではないでしょうか。雁の飛び方はよく知りませんが下から見るとギザギザにみえるとか…?
雪避けの屋根もそれぞれ違う家のひさしを伸ばしてひとつの道の上を覆う屋根を覆うのですからぴったりと合う、ということはなく合わせ目はともかく、ひさしの先は長かったり短かったり「ぎざぎざ」していたのではないでしょうか。