ねこあつめのあいことば「孟冬」
読み方は「もうとう」
お皿の上に子で「もう」と読みます。
中国の有名な偉い人で孟子(もうし)という人がいましたが、同じ漢字ですね。
グーグル日本語入力ではPCだと”もうとう”で変換可能でしたが、スマホでは変換候補にでてきませんでした。
もう、でも見当たらなかったので手っ取り早くいきたい人は”孟子(もうし)”と打って変換して、子を消して冬を付け加えましょう。
孟子(もうし)は一発変換できるので。
目次
孟冬(もうとう)とは?
《「孟」は初めの意》冬の初め。初冬。また、陰暦10月の異称。
孟(もう)とは初め、という意味があり、つまりは冬の初め。
孟冬とは初冬を意味する言葉となります。
同時に10月の別称でもありますが、神無月のほうが有名ですね。
神様が出雲神社に集まるから出雲以外の地域から神様がいなくなる時期、だから神が無い月。
もしくは「神去月」(かみさりづき)とも。
これに関係している別称に「御忌」(おいみ)があります。
出雲の国以外の土地に神がいないから、人々は慎みをもって過ごすべき月、という意味です。
反対に、神様が集まる島根県では10月は「神在月」(かみありづき)といいます。
孟冬(もうとう)を使う時ってあるの?
形式張った手紙を書く時に使います。
時期は11月上旬から12月上旬頃。
拝啓 孟冬の候(はいけい、もうとうのこう)~
と書き始めたり。
ビジネスメールとかちょっとお偉いさんに挨拶するときに使いますね。
たぶん、中高で小学校、中学校でお世話になった先生に手紙を送りましょう、とかでこういう例文を渡されたりすることもあったと思います。
ひきこもりとなった今では縁がないものになったけど。