むちつみ

無知は罪らしいので気になったことや流行りの話題をまとめてみる

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

MENU

ねこあつめの合言葉「室咲」について

▽スポンサーサイト

f:id:hioari96:20190202161646j:plain

 

本日のねこあつめの合言葉は「室咲」

読み方は「むろさき」もしくは「むろざき」

 

どちらでもいいようですが、

「むろざき」だと「き」が送り仮名として付いてきます。

「むろさき」だとそれがありません。

 

些細な差ですがなんとなく気になりました。

 

室咲は冬の季語のひとつです。

室咲きの花、という言葉が俳句などにはよく使用されています。

 

目次

 

 意味

盆栽や切り枝を室の中で炉火で暖めて早咲きさせたもの

 

出典

www.weblio.jp

 

炉火「ろか」と読みます。囲炉裏の火のことです。

現代では囲炉裏がある家は一般的ではありませんよね。

 

goo国語辞書の方では少々書かれ方が違っておりましたが、

 

 

冬に、温室の中で花を咲かせること。また、その花。《季 冬》

 

出典

dictionary.goo.ne.jp

 

 

 

おおよその意味は同じですね。

 

つまりは「冬に花木を温室で育てること」を「室咲」というのでしょう。

 

 

goo辞書の方で「冬に温室で育てる」とありましたので、

おそらく冬の間に花木を温室で育てるのが

現代の室咲の方法なのだと思います。

 

考えたこと

昔は冬の間に花木を育てようと思ったら、

囲炉裏の火で温める、という方法しかなかったのでしょう。

 

今のようにエアコンなどの暖房器具もありません。

温室などはあったようですが、今の時代のように

温度調節は容易なものではなかったようです。

 

また庭や居間を飾る華や盆栽にこだわりをもっていた文化人たちが

違う季節の花を手に入れようとした時に編み出した方法が

室咲、なのではないでしょうか。

 

調べても出てこなかったので勝手な想像なんですけれどね…

 

 

 

 

関係ないですが、江戸時代では一般庶民の間で

朝顔を育て、競い合うのが流行っていたそうです。

 

花を育て品種改良し、今までにない朝顔を咲かせる、

 

室咲にどこか通ずるものがあるように感じます。