むちつみ

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ねこあつめのあいことば「田打ち桜」の読み方と意味

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本日のねこあつめの合言葉は「田打ち桜」

読み方は「たうちーざくら」

 

聞いたことがない言葉です。

桜の種類でしょうか?

 

一応たうちざくら、で一発変換できます。

文字変換アプリによってはムリかもしれませんが…

 

あと、スマホは濁音つけると変換できないことが多い気がします。

例えばさくらをざくらとつけると変換してくれないのです。

◯◯ザクラという一つの言葉になっていれば可能なのですが、

一文字で「ざくら」と打つと変換してくれません。

 

目次。

    

  

 

田打ち桜とは

 

こぶしの方言名のこと。
こぶしの花が咲いたら田打をせよという昔からの言い伝えから。
(青森秋田)

 出典

【 田打桜 】| 木のことわざ(諺)辞典

 

また、春の季語でもあります。

 

さて、こぶしの方言名、ということはわかりましたが、

この「こぶし」とはなんなのでしょうか。

 

こぶしとは

漢字では「辛夷」と書きます。

落葉の中高木。だいたい桜と同じぐらい…でしょうか。

 

別名に「桜」とつくことからお察しの通り、

桜とだいだい同時期に花が咲きます。

葉っぱよりも先に花が芽吹き、花の色は白です。

 

どこかこじんまりとしてひっそりとした雰囲気があります。

かわいいお花です。

 

「田打ち桜」の他に「糸桜」とも呼ばれているそうです。

 

 

田打ち桜の由来とは

こぶしは、春先に咲く花です。

昔の人々は農作業を始める目安として

こぶしの開花を使っていたといわれています。

 

なので田打ち桜(田畑を耕す桜)となったのでしょう。

 

桜、とつくのは葉っぱよりも先に花が芽吹く。

春先に咲く。

 

というところから桜の仲間だと思われていたのではないでしょうか。

山桜の一種と思われていたとか。 

 

ソメイヨシノが作られたのはたしか江戸時代…からだったと思うので、

山に咲く自然の桜の方が人々にとっては身近であり、

生活に根ざしたものだったのでしょう。

 

昔の人々は自然と一体となって暮らしていた

(というかそうせざるを得なかった)んでしょうね。

 

花の開花で春の訪れを知り、

虫の鳴き声で季節の移り変わりを感じる…

 

雅である。

 

 

 

 

 

参考:シリーズ自然を読む 樹木の個性を知る、生活を知る「コブシ」

 

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