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長谷川平蔵の役職。火付盗賊改方とは何か。『今岡殿』と呼ばれる理由は?

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今度アニメ化される『鬼平犯罪町』

主人公である長谷川平蔵の役職

火付盗賊改方ってなんぞや?

 

というところから「長谷川平蔵」という人物について

までなんか調べたことが広がっていきました…謎や…

 

目次。

     

  

 

火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)とは

 

簡単にいってしまうと、

現代でいう「警察官」と「裁判官」の権限を2つもっていた…?

みたいです。(調べてもよくわからなかった…(;´∀`))

 

とはいっても責任も権限もそれら以上のもので

現代の職業で言い変えられるようなものが考えつけなかったです。

 

仕事内容としては

同僚や部下に指示を出して、

主に放火犯を中心に盗賊、博打を行う人間を逮捕する役目

 

があったのは確かなようです。

鬼平はこの職のまとめ役。

 

自分の屋敷で部下たちの生活の面倒をみなければならなかったりと

いろいろと大変な仕事でもあるようです。

 

 

実在した人物。鬼平こと長谷川平蔵

 

この鬼平こと長谷川平蔵ですが、

江戸時代に生きていた実在の人物だったりします。

実際に小説のようなことをしたのかは定かではありませんが…

 

火付盗賊改方の地位にいたのは10年ほどですが、

これは異例に長い在任期間だそうです。

政治的思惑と、平蔵が有能すぎたために起こったことでした。

 

冷徹な断罪者にして人情あふれた男

 

犯罪者には冷徹で厳しく「鬼」として恐れられていた

平蔵ですがどこまでも公正で公平であり誤認逮捕などで牢屋に入れられた人に

食べるものに困らないようにと自腹でお金を渡すなど、

人情にあふれた一面も持ち合わせていたようです。

 

そのため平蔵は町の人々から慕われていました。

 

石川島・人足寄場(いしかわじま にんそくよせば)

大きな飢餓に江戸が襲われ、浮浪者たちが江戸の街に溢れかえっていました。

時の老中はさまざまな対策を行いましたが、手に負えず。

新たに人足寄場(さまざまな理由で住む場所や職を失った人々に保護、職業訓練する施設)を設立するように平蔵に命を下します。

 

これまでも人足寄場は存在していましたが、

平蔵が石川島に設立した人足寄場は違っていました。

 

・送られてきた人たちに罪人ではありませんよと伝える

(人足寄場はそういうイメージを持たれていたし実際に収容所という役目ももっていた)

・女性には身だしなみを気にする権利を男性には(罪人は髷を切る)髷を許した。

・男女の寝床を分けた

 

など今では信じられませんが、

そうではなかった場所が人足寄場…なんでしょうね。

 

長谷川平蔵の設立した石川島人足寄場の規則が

受け継がれて今の刑務所の姿があるともいわれています。

 

そのほかにも

 

・読み書きや道徳などを学ぶことを推奨。

・出所後、自立できるような技能を学ばせた。

・制作したものを売り、一部を賃金として手渡した。

・病室を完備

・出所時には自立のための手当金が支払われ、

行く宛がないモノには店舗または農地が借り与えられた。 

 

↑詳しくは知らないけど現代でもちゃんと

釈放後の手当はあると思うけど、

これを江戸時代にひとりの人物が考え、

実践したっていうのがすごい。

罪を憎んで人を憎まず「今大岡殿」

公正な裁きと人足寄場の収容者のその後の人生を思いやる人情。

その姿から長谷川平蔵は「今大岡殿」「本所の平蔵様」と呼ばれ絶大な人気を持ち続けました。

(小石川養生所の設立に努力した大岡越前と人足寄場を設立した二人を重ねあわせてこう呼んだとか) 

でも、若い頃は…

とんでもなくやんちゃな人物だったようです。

仕事をしている最中もやんちゃをしていた昔の仲間のツテを

使ったりしていたので上役には嫌われていたとか…

 

とりあえず、とんでもない大物だったようです。

現代にもこんな人がいたらなぁ…

 

参考・出典元 

長谷川平蔵

 

暮らしの日本語辞典

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