※FGO6章ネタバレご注意ください。
(出典:Fate/Grand Order 六章「神聖円卓領域キャメロット」)
第六章ではとうとうマシュに融合したサーヴァントの真名が明かされます。
第二章で登場したブーティカさん(ブリタニア地域の王女)が「後輩みたいなもん」と言っていたようにブリタニア地方に縁深い英雄でした。
彼の者の名はギャラハッド。
アーサー王に仕える円卓の騎士のひとりにして、災厄の席に立つ最も穢れなき騎士。
名前は日本語ではガラハッド、とも発音できます。
以前から考察組の人達の間では「マシュと融合している英霊の真名は彼ではないか」と噂されていましたが、まさにドンピシャでした。
真名を知ったと同時にマシュの宝具演出も変わります。
宝具の名前は「ロード・キャメロット」(今は遥か理想の城)
「ここでその宝具名かあああああああああああああああくそおおおおおおおおおおもえるうううううううううううううっ」となります。はい。
FGOにおいてのギャラハッドは少年だそうですが容姿はマシュに似ているようです。
性格は天然。
他にもぐだーずとの契約の特殊性などが明かされますがそれはそれとして今回はアーサー王物語のギャラハッド、という人物についてグーグル先生に聞いてみました。
原作読んだことないんや…読みたいけど積読の塔がなくならないや…
目次
ギャラハッド(ガラハッド)とは。
『アーサー王物語』の登場人物。
王の妻と不倫したあげくに国を滅亡に追い込んだ騎士の中の騎士()を父に持ちます。
父の名前はランスロット。
母親はペレス王の娘のエレイン。
マーリンに「父親を超える騎士となるだろう」と予言をされ、アーサー王が求めた「聖杯」を見つけだした三騎士のうちのひとりで、のちに天に召された穢れなき騎士。
「エレイン」という名称
アーサー王伝説にはよく「エレイン」という名前の女性が登場します。
これは同一人物ではなく同じ名前の女性が複数登場する、ということです。
「エレイン」はフランス語だと「ヘレネ」この名前はギリシャ神話登場する世界一の美女と同じです。
ギャラハッドの母親も名前のとおりにとても「美しい女性」でした。
ギャラハッドの母親「エレイン」
しかし、それが仇となってアーサー王の義姉モルガンによって理不尽な責め苦にあいます。
それを救ってくれたのがランスロットでした。
(神様のお告げがあったともいわれてますが)彼に恋をしたエレインは猛アタックしますが、ランスロットはグィネヴィア一筋。(あんたそれ上司の奥さんやで)
なので彼女は逆r…ゲフンゲフ無理やり襲います。
(魔法でグィネヴィアに化けて、ランスロットを誘ったともいわれています)
そして誕生したのがギャラハッドです。
彼は後に父親を超える騎士となり、聖杯を手にしますがこれは母親「エレイン」の血縁を考えると自然なことともいえます。
エレインはキリストの弟子の一人であるアリマタヤのヨセフの一族の末裔である王家のお姫様なのです。
彼が最終的に聖杯を手にするのはあらかじめ運命づけられていたことなのかもしれません。
ランスロットとの関係
FGOでは「幼いころは父親だとおもっていたけれどもそれは幻想でした」(要約)とマシュ(ギャラハッドの心(霊基)がいっている)と発言をしていますので親子関係はそれほど良好ではなかったと思います。
伝承でも、ギャラハッドは修道院に預けられそこで育てられたとあります。
成長したのちには、ランスロットの元に出向いて騎士になっておりますが、父親と息子という関係ではなかったのではないでしょうか…
うーんでも調べてみるとランスロット側の一族には可愛がられていた、とかいう説もあったりして…
「十三番目の円卓の席」とは
FGO内においても宝具展開時のセリフは「私は災厄の席に立つ」です。
伝承において円卓の十三番目の席は「災厄を呼ぶ席」と言われていました。
曰く、ふさわしくないモノが座ると災厄を引き起こすのだと。
しかし、アーサー王の臣下になるためにさまざまな試練を乗り越え帰還したギャラハッドは見事その席につくことができました。
それで彼は「最も気高い騎士」と讃えられます(父親とはエライちがいである)
伝承における容姿はランスロットにくりそつ
FGOではマシュに似ている、ような描写がありましたが、伝承においては父親であるランスロットの面影を濃く残しています。
ちなみに「ギャラハッド」という名前の由来は「ランスロット」の幼名なのだそうです。
名前の由来を知ったらFGOのギャラハッド君だったら勢い余って盾でお父さんを空の彼方まで飛ばしてしまうかもしれない。(妄想)
ギャラハッド(ガラハッド)の最期
「聖杯」探索を見事成し遂げたギャラハッドですが、見つけた当初、異国の王に捕まって投獄されるなどの災難にあいつつもなんとか生き残ります。
しかし、最終的に彼は先祖であるアリマタヤのヨセフの導きにより聖杯を抱いて天に召されれることを望み、昇天しました。
他にも色々と逸話を持つ騎士ですがだいたいの流れと個人的に気になったところはこのあたり。
ギャラハッドは血縁に関しても迎えた最期を考えても「聖杯」にも縁深いサーヴァントであるといえますね。
聖杯を見つけ出し、最後には抱いて天に昇っていったのですから。
聖杯転臨にマシュを選ぶことができないのはそれが理由かもしれませんね。
ギャラハッドは「すでに聖杯を手にしている」からもう与えることはできない…みたいな…
参考・出典
King Arthur [NUTS] Column: ガラハド - アーサー王に関するおバカな解説-
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