ねこあつめのあいことば「南京豆」
読み方は「なんきんまめ」
グーグル日本語入力では”なんきんまめ”で一発変換できました。
できなかった場合は”なんきん”と”まめ”をそれぞれ個別で変換してみてください。
目次
南京豆(なんきんまめ)とは何のこと?
落花生(らっかせい)の別名。
もしくは、南京豆(なんきんまめ)という植物の名前のこと。
落花生とは?
マメ科の一年草。茎は横にはい、葉は二対の小葉からなる複葉で、互生する。夏から秋、葉の付け根に黄色い蝶形の花をつけ、花後に子房の柄が伸びて地中に入り、実を結ぶ。子房が肥大して網状の凹凸のある莢(さや)となり、中にふつう2個の種子ができる。種子は栄養価が高く、食用、また油をとる。南アメリカの原産。ピーナッツ。南京豆。唐人豆(とうじんまめ)。後引き豆。《季 秋》
つまり、ピーナッツのことです。
ピーナッツは落花生であり、南京豆である…という。
名前がいくつもあってややこやしい。
関係ないけどピーナッツって聞くと恋人との口づけでピーナッツアレルギー発症した女の人の話を思い出します。
別にアレルギーではないけど身体がかゆくなってくる…
落花生、南京豆、ピーナッツ
何故こんなややこやしいことになっているかというと輸入先由来の名前をつけたくせに植物の様子から勝手に別名つけて、西洋文化の影響受けて「よし横文字にしてみよ☆」
という歴史の流れゆえにです。
江戸時代、中国から輸入されたときには「南京豆」(なんきんまめ)と呼ばれ、
日本で育てるようになり成長過程の様子から「落花生」と呼ぶようになり、
欧米文化を取り入れだした頃に英語で読んでみよう!ということで「ピーナッツ」となりました。
落花生と南京豆の場合は同じ植物を意味し、ピーナッツも含めてこれら3つは本来同じ豆を指します。
ただ、なんとなくですが落花生といわれると「殻付き」ピーナッツといわれると「殻なし」というイメージが浮かびます。
南京豆(なんきんまめ)という名前はあまり聞かない気がします。