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【ネタバレご注意!】FGO1.5部亜種特異点Ⅲ 『屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負』アーチャー・インフェルノの真名と正体について

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出典:FGO1.5部亜種特異点Ⅲ 『屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負』


その姿一見たおやかな女人であり、女武者でありながらもどこか雄々しさよりも凛々しさを感じさせる。

額に角があれども、道で行き会った老夫婦の心配をするなど心優しい女性そのもの。

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出典:FGO1.5部亜種特異点Ⅲ 『屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負』

しかし、霊基に一切宿業を埋め込まれた英霊剣豪に他ならず。

微笑み交わした次の瞬間に、焔を纏いて村々を容赦なきまでに焼き尽くす。

 

忌み名であるというインフェルノは)地獄、もしくは業火を意味する言葉。

彼女の楚々とした姿には似つかわしくない、同時にその在りようにこの上なく似あう忌み名もないであろう。

 

とちょっとカッコを付けてみた前半

いきなりネタバレ飛ばしていくよ!

目次

 

アーチャー・インフェルノの真名(しんめい)

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出典:FGO1.5部亜種特異点Ⅲ 『屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負』

ピックアップガチャできませんでした

 

第一部の第七特異点『絶対魔獣前線 バビロニア』で名前だけでてきたサーヴァントです。(あと茨木童子の幕間にも出てくるとか。茨木ちゃんいないのでしらないd)

ギルガメッシュによって召喚され、ウルクのため敵将と相打ちになって消滅した。

この時のギルガメッシュの発言からおそらく「混血」ぐらいしかわからなかった。

 

 

が、1.5部にて華麗に正式登場。

ウルクのことはおそらく覚えていない。

史実と違って鬼の血が流れている混血。

(そういう逸話があるのかもしれませんが)

ゲームにおける彼女の性格や特性なのではこちらでどうぞ。

ピクシブの百科事典ですが詳しく乗ってます。

dic.pixiv.net

 

 

史実の巴御前

生没年不詳。平安後期・鎌倉時代前期の人物とされてます。

優れた力を持つ女武者として突如平家物語の中に登場。

そのため、架空の存在、創作された存在ではないかという説もあります。

 

今から千年以上の前のことですから確かな史料もありません。

彼女が確かに生きていたという証拠を集めようもありません。

しかし、この時代では女性が戦いにおもむき戦績を上げるということは実際にあったらしいので巴御前が創作された存在だったとしても彼女のモデルとなった女傑がいたかもしれません。

 

 

征夷大将軍の位を得るも平家を共に討伐しようと手を組んだ源頼朝らに裏切られる形で敵対し、敗れた名将木曽義仲(きそ よしなか)(源義仲)の愛妾。

義仲とはもともと乳兄妹の仲であった。

 

※乳兄妹 乳母、今で言うベビーシッターのような人。経産婦でまだ母乳が出る人が貴人の実母に代わり乳を与えお世話をすること。

つまり、巴御前の母親が義仲の乳母であったということだろう。

同じ乳を飲んでそだったということで乳兄妹。

※愛妾とはお気に入りの愛人ということ。

この時代一夫一妻制ではありませんでしたので、巴御前の他にもちゃんとした正妻もいました。

 

しかし、彼女はそんじょそこらの女性と違って、兜と鎧を身に着け、馬をかけて弓矢と薙刀で敵をバッタンバッタン打ち倒して功績を立てた女傑でした。

すべては愛すべき人、義仲のため。

長髪で肌は白く容姿は整っており、武勇に優れた文句の付け所がない戦姫。

 

彼女は最後の時まで義仲に傍にいるつもりだったのでしょうが、宇治川の戦いの敗戦直後にて「お前は生きろ」と義仲自身に拒絶されます。

 

宇治川にて爆誕した巴御前の伝説

 

木曽義仲に同行を拒絶された彼女はそれでも彼のために生きることをやめませんでした。

せめて何か力になりたいと粟津へ落ち延びる彼を背に彼女は覚悟をもって敵を足止めのためにお殿(しんがり)を務めるます。

 

ここは『平家物語』の『木曽最期』という章に描かれているそうです。

 

 

巴御前は御敵のうまで並走しながら、その首を素手でねじ切り投げ捨てたのです。

 

また、騎乗している敵に両側から挟み込まれは巴御前。

万事休すか…と思いきやその敵兵の首を両脇に抱え込んで、そのままねじ切る!!

 

アグレッシブとかそんなんじゃねぇぞ!!この女!!

戦闘能力がカンストしてやがる…

 

戦国時代もそんなんですけどたまに「人類卒業してない???」身体能力もちの逸話があるので人間って退化してるんだな(遠い目)という気持ちになります。

それはさておき、

 

巴御前自身は生き延びることができましたが、最愛の人である木曽義仲とは再会することは叶いませんでした。

彼は敵に殺される前に自害していたからです。

 

この戦いの後、巴御前は行方知れずとなったとされていますが。

のちに尼となって亡くなった人々を弔い静かに生を全うしたともいわれてます。

また、FGOにてはその後、子供を出産したとだけ書かれていましたがそのあたりはよくわかりませんでした。

 

後日談として、鎌倉の和田義盛に嫁ぎ、その子である朝比奈義秀を生んだというくだりがありますが、『吾妻鏡』や『平家物語』にはないためこの部分は創作の可能性が高いとされてます。

 

 

巴御前の”ごぜん”の意味とは?

御前(ごぜん)とはな◯◯さまという敬称。

 

この時代の女性に「御前」がつくのにはいくつかの3つのパターンがあったようです。

 

  • 貴人の愛妾
  • 白拍子(しらびょうし)、遊女(あそびめ)
  • 女性でありながら武将として活躍した場合

 

この3つのパターンです。

 

巴御前はこのうち貴人の愛妾と武将として活躍したの二つがあてはまります。

愛妾だから「御前」と呼ばれ、その後活躍し続けたのか。

武将として戦果をあげ「御前」と呼ばれ愛妾になったあともそう呼び続けられていたのかはわかりません。

 

白拍子(しらびょうし)は巫女舞の起源とも呼ばれる舞で、それを舞をし各地を回る人々を白拍子、もしくは遊女(あそびめ)と読みました。

たぶんこの認識であっていると思う…たぶん…

 

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 参考サイト・記事さま

www.g913-jiro.com

kotobank.jp

 

巴御前 - Wikipedia

巴御前 - TYPE-MOON Wiki