第一部を最終章までやった人はフォウ君の正体を知っていると思いますが、この記事ではFGOというゲーム内でのキャスパーリングではなく出典元でのキャスパーリングについてまとめていきたいと思っておりますのでそのあたりご了承くださいませ。
目次
キャスパーリングとは
キャスパリーグ(ウェールズ南部発音:キャス・パリーグ。北部発音:キャス・パリューグ。ウェールズ語: Cath Palug)は、ウェールズの伝承文学(アーサー王伝説)に登場する怪猫。フランス文学では、カパリュ、シャパリュ(Chapalu)と称する。
出典はアルトリアや円卓の騎士たちと同じく『アーサー王伝説』の模様。
FGO作中では猫ともいえず犬ともいえずさまざまな動物にたとえられていたフォウくんですが出典元では「猫」のようです。
災厄をもたらすと予言された怪猫
キャスパーリングは猫の姿をしているのですが、雌豚から産まれています。
雌豚の名前はヘンウェイ。
「老白」という意味を持つ名を持った穀物と蜜蜂をもたらす豊穣の豚です。
しかし、彼女から生まれたキャスパーリングは「災禍をもたらす」と予言されてしまいました。
キャスパーリングはヘンウェイを飼っていた豚飼いによってをメナイ海峡(現イギリス、グレートブリテン島とアングルシー島の間)に投げ捨てられてしまいます。
しかし、お約束というかなんというか見た目は子猫だった災厄の獣は豚飼いの息子に拾われ育てられることになります。
予言通りに災厄を齎す獣となってしまう
最初はかわいらしい猫だったようですが、成長していくにつれて「獰猛かつ凶悪」になっていき、とうとう人を襲ってしまうようになってしまいます。
キャスパーリングについては『アーサー王伝説』の傍系にあたる物語でいくつか語られていますが、主流といわれているものでは180人の戦士をたった一匹で退けています。
災厄の獣の最後
円卓の騎士のひとりケイ卿、もしくはアーサー王の手によって打ち倒されたといわれています。
主流なのは前者のケイ卿によって打ち倒されたという物語。
参考サイト
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FGO内におけるキャスパーリングとは、(めっちゃネタバレ!)
フォウとはマシュが名付けた名前でありカルデアにいつの間にかいたたよくわからない生物。
実はマーリンの使い魔であり、FGOにおける人類悪の理がひとつ「比較」のビーストⅣ。
※人類悪とは人類の獣性によって生まれた人類が倒すべき悪。
FGO第一部では他に回帰、憐憫が人類悪とされている。
人類の獣性のひとつである『比較』を司っている。
人間の成長と競争や妬みや悔しさを勝てとして相手よりも強くなるというチートな特性持ち。(月姫の吸血姫を思い出しますね)
人の競争や成長など比較に関する欲望を糧として存在しているため身を置く人間社会のあり方に大きな影響を受ける。
そのため、人間社会から離れ無害な獣として無人島に閉じこもっていた。
(普通の村や街にいると一年も立たないうちに伝承にある通り凶暴かつやばい獣となってしまうため)
マーリンに「広い世界を見ておいで」と追い出され、カルデアにたどり着きマシュに出逢う。
平行世界においては、かなりアレな存在(霊長の殺人者とか呼ばれるお犬ちゃんになってます)になっているがFGOにおいてはマシュや主人公たち「カルデアの善き人々」と出逢い、最後まで醜悪な獣にはならなかった。
かわいらしい無害なただの獣であれたことを喜び、最後にマシュの寿命を己の魔力と知性とを引き換えにのばし、知性を手放し無害なただの獣となった。
(イベントでてめぇ絶対知性あるだろ、うそだろというような行為をすることもありますがシリアスな場面でそういっているのでたぶんきのせいなのだと思います)
参考サイトさま:フォウ - TYPE-MOON Wiki