あらすじ
列車がたどり着いたのは、いつかのロンドン。
その中心に建つ時計塔は魔術師が誇る知識の精髄であり、妄執がつくりあげた白亜の塔。魔術と神秘に溢れ、根源を求めながら陰謀と抗争を繰り返す街だ。
そんな魔術世界の集合住宅で出会う、生ける君主と死せる君主。
漂う血の臭いが、事件の幕開けを告げていた。
「ん?もちろん君は協力者だとも。
まさか、か弱い少女を放置したりすまい?」
アニメ化が決定し今年七月に放送予定の三田誠氏原作のスピンオフ作品「ロード・エルメロイ二世の事件簿」とFGOとのコラボイベント。
シナリオは原作者の三田誠さん。
型月世界で繰り広げられる魔術ミステリーなシナリオとなっています。
原作は積読となっており未読ですが、とりあえず配布サーヴァントであるグレイちゃんがかわいいことはよくわかりました。
ライネスもいいキャラしてらっしゃる。
以下、にわか型月ファンの考察もどきとなります。
- あらすじ
- ネタバレご注意!現在(05/01)までに判明していること
- 黒幕の考察
- 気になる川の中の魔神柱
- まとめ
- 追記(2019/05/07ネタバレ注意!)
- 自立観測型存在証明システム・ムネーモシュネーとは
ネタバレご注意!現在(05/01)までに判明していること
ロード・エルメロイⅡ世の推理
・黒幕の目的は”記憶の捏造”
・ムネーモシュネーの紙片は罠
・カルデアからの通信先のマシュはニセモノ
推測
- 敵意ではなく憐憫
- 哀れみを感じる
- 善意であるからこそ傷つけることにためらいがない。
バベッジの解析により判明したこと
- 黒幕の所属はカルデア
- 自立観測型存在証明システム・ムネーモシュネー
自立観測型存在証明システムっておそらくですが、レイシフトする主人公の存在証明をしているシステムってことなんでしょう。
スタッフがリアルタイムで存在証明しているって描写があった気がしますが、それを補助する自立型、AIのようなものなのではないかと思います。
黒幕の考察
最後の紙片を手にしたときに黒幕らしき影が見えます。
二人称は君。
にわかファンである私は今回の事件の黒幕はダヴィンチちゃん(小)ではないか(もしくはアルターエゴのような彼女が切り離した別側面)と愚考します。
理由は以下2つ
- 顔が見えなくなったり、セリフがおかしな演出になったのは大きなダヴィンチちゃんだから
- ムネーモシュネーという名前
ひとつ目 ダ・ヴィンチちゃんの記憶が捏造されたから
ロマニでもマシュでもカルデアスタッフたちでもなく、ダヴィンチちゃんピンポイントで目に見える形で記憶が狙われていたように感じたから。
なにより、彼女の喪失は唐突で劇的でまだ間違いなく主人公にとって心の傷となっています。
哀れみを感じるに値する、のではないでしょうか。
二つ目 ムネーモシュネーという名前
黒幕の存在に近い名前カルデア所属、自立観測型存在証明システム・ムネーモシュネー
最初は、この自立観測型存在証明システム。
ずっとぐだたち主人公のことを観測し続けてきたAIシステムがバグ(恋心を抱いたとか)を起こして暴走したのかなと思いましたが、システムの名前を調べてみて思い直しました。
ムネーモシュネーは記録を擬人化した女神と作品内でも言及されてます。
ギリシャ神話に登場するこの女神に九柱の娘たちがいます。
彼女たちはミューズの、芸術の女神たちです。
ムネーモシュネーはミューズたち芸術の女神たちの母なのです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは万能の天才ですが天才画家として芸術家としても有名ですよね。
以上、2つの事柄から今回の黒幕の犯人はダヴィンチちゃん(もしくは彼女がBBのような感じで切り離したアルターエゴたちみたいな別側面)ではないかと考察しました。
気になる川の中の魔神柱
ツイッターで見かけたのですが、今回のイベントのマップ。
勧めていくとの川の中に魔神柱の瞳らしきものが徐々に浮かび上がってきます。
動機”憐憫”
エルメロイ二世が語っていた推理「敵意ではなく憐憫を感じる」
憐憫と聞くと第一部ラスボス、ビーストⅠを思い出します。
人が人を憐れむという獣性。
人類が倒すべき悪。
主人公を我が運命と称したあの人です。
今回もビースト案件だったりするのでしょうか。
まとめ
- 黒幕はダヴィンチちゃん(小)もしくは彼女の別側面的な何か
- 動機は憐憫:主人公の境遇を哀れんで。
- 理由は記憶の捏造がなされたのがダヴィンチ(大)だったこととムネーモシュネーという名前(芸術の女神たちの母親)
追記(2019/05/07ネタバレ注意!)
黒幕は自立観測型存在証明システム・ムネーモシュネー
動機はぐだに安らかな忘却を与えるがため
自立観測型存在証明システム・ムネーモシュネーとは
レイシフトするさいのマスターの存在証明のために作られたサブシステム。
仮に職員が全員倒れてもマスターが消滅しないように初期のカルデアでは別系統のシステム、ムネーモシュネーを作っていたが技術的な問題で未実装のまま現在に至った。
製作者はダ・ヴィンチちゃん
ノウム・カルデアに至るまでずっと眠っていたが目覚めた際には創造者(ダ・ヴィンチちゃん)もなく守るべき人理もなく、庇護対象であるマスターは傷ついていた。
今回の事件を起こすまであらゆる事象を観測していた。
にわかファンの感想
ゲーティアに対するマシュ
ムネーモシュネーに対するぐだ
逃げ出してもいい。
忘れてもいい。
甘い囁き。
今回のイベント、総集編とはまた違いますが一部の旅を思い返させられました。
バルバトスくんはあと何回人類悪と化したマスターたちに伐採されればいいんだろう。
また素材落としてね!
次回は断末魔を短くお願いしたい。