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FGO”Lostbelt No.2” 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」にて登場したアルターエゴ”シトナイ”について調べてみた

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出典:Fate GroundOrder Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

ロストベルトNo.2にて登場したアルターエゴ”シトナイ”

 

聖杯に縁深き人物を基に複数の女神が寄り合わさって、

ハイ・サーヴァントとして形成されたもの

出典:Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

 

シトナイ以外にも、フィンランドのロウヒ北欧の女神フレイヤ、この三女神が合わさったハイ・サーヴァント。

クラスはアルターエゴ。

 

 

ハイ・サーヴァントというのは、複数の神話の英霊を合成して作られた人工のサーヴァント。(たしか、Fate/EXTRA、CCCが初出だったはず…)

別名「英雄複合体」、基本的に女神系の英霊を三柱、複合される。

(他、英雄複合体のサーヴァントとしてはパッションリップやメルトリリスも三柱の女神の複合体です)

 

今回は主に「アイヌのシトナイ」について調べてみました。

フィンランドのロウヒや北欧のフレイヤについてもさくさくっとまとめてあります。

 

 

その前にFGOのシトナイの肉体の持ち主について。

 

 

FGOのシトナイはある人物の疑似サーヴァント

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出典:Fate GroundOrder Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

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出典:Fate GroundOrder Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

疑似サーヴァントはマシュやイシュタル、千子村正のように人間の体に英霊が憑依したものです。

どちらの意識が大きくでるか、もとの英霊の人格にどう影響を与えるかはそれぞれ違います。

 

例えばマシュはギャラハットの力だけを借りている状態でしたし、イシュタルは女神様的な部分がなりを潜めていて肉体の持ち主の意識にかなりの影響を受けてい(るそうです)ます。

 

千子村正のように「お前身体の持ち主の影響や意識どこやった…?」とつっこみたくなる疑似サーヴァントもいます。

 

シトナイの場合、アルターエゴ”シトナイ”と名乗っていますが、意識の主導権はほぼ身体の持ち主である”イリヤ”にあると思われる発言があります。

 

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出典:Fate GroundOrder Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

アインツベルンの娘(イリヤ)

 

おそらくというが肉体の方の名前はほぼ確実に、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。

『Fate/stay night』の重要登場人物にしてバーサーカー(ヘラクレス)のマスター。

 

衛宮切嗣とアイリスフィール・フォン・アインツベルンの実子にして第五次聖杯戦争の小聖杯。

衛宮士郎の義理の姉妹。

聖杯ときっても切り離せない存在です。

 

 

”シトナイ”→アイヌの伝承にて登場する白い大蛇を犬と共に退治した少女

(超意訳要約してみました)

小樽、祝津の赤石にある洞窟には白い大蛇が住み着いていました。

大蛇は近づくものはなんでも飲み込んでしまい、夜には村を襲い作物を荒らし、人をさらっていました。

村人たちは大蛇を恐れ敬い鹿肉や熊肉を備えては「村を襲わないでほしい」と願い出ていましたが被害はいっこうにやみません。

 

あるとき、村人たちの夢枕に大蛇がたち「八月も村祭りの日に無垢な娘を生贄に差し出せ。出せねば村を滅ぼすぞ」と脅します。

 

その年から娘たちにくじをひかせてあたったものを八月一五日の祭りの日に生贄として差し出すことになってしまいました。

 

九人の娘たちを生贄に捧げた十年目。

祭りの日が近づいた時に村長の末娘シトナイが「私が生贄になります」と申し出ました。

シトナイは猟犬のトケとよく切れる山刀(マキリ)を携えて、大蛇の住む山へと赴きました。

大蛇はシトナイに気がつくと襲ってきますが、猟犬のトケが喉に食らいつき、そのスキをついてシトナイは山刀(マキリ)で切りつけます。

 

白い大蛇はついに動かなくなり、シトナイはあたりに散らばった生贄となった娘たちの骨を拾い集め猟犬のトケと共に村に帰りました。

 

村人はシトナイとトケを称え、また大蛇のたたりを恐れて洞窟に”白竜大権現”としてお祀りすることにしました。

 

参考

白龍権現 北海道の物語

小樽 大蛇を殺した娘 | 虫の知らせ

 

女神や半神というわけではなく逸話的に「人間の英雄」ですね。

個人的には大蛇退治に携えたという山刀を「マキリ」と呼ぶのがとても…気になります。

おそらくアイヌ語なのでしょうけど。

 

FGOのアルターエゴ”シトナイ”を構成する他二柱の女神について 

 

姿形はアインツベルンの娘、イリヤ。

格好はアイヌのシトナイ。

 

ですが、アルターエゴである彼女を構成する女神はあと二柱存在します。

 

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出典:Fate GroundOrderLostbelt No.2 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング「消えぬ炎の快男児」

フィンランドのロウヒ

フィンランド神話に登場する魔女もしくは女神。

北方のポホヨラの支配者であり、美しい娘をもつ。

娘と結婚させる条件として鍛冶の名手たちに秘宝サンポ(詳しくは不明。持ち主に幸運を運ぶ人工物)を制作するように命じた。

 

その秘宝を奪われ、取り返そうとしたら壊れちゃって怒り狂い病を流行らせたり獣を放ったり太陽と月をしまっちゃうぞして世界を暗闇に包み込むなどいやがらせ(というレベルじゃないけど)を続けるなどアグレッシブな一面もある。

 

魔女といわれるのはたぶんそのせい

 

北欧の女神フレイヤ

(ワイヴァルキリープロファイルでしった)

北欧神話における女神の一柱。

ヴァン神族でニョルズの娘であり豊穣の神フレイの双子の妹。

愛と豊穣と死と黄金を司る美しい女神。

自由奔放で欲望のまま行動し、多情な神として知られ兄のフレイとも関係があったとされる。(北欧神話においてきんしんそーかんは日常茶飯事)

ギリシャ神話でいうアフロディーテ。

(個人的には「あ、北欧のイシュタルさんじゃないですか!オッスオッス」という気持ちになります)

 

父、ニョルズは神話によればFGOの北欧の支配者スカディと婚姻するのでフレイヤはスカディの義理の娘となる。(異聞帯において再婚する前に北欧の神々が滅んだと思われる)

 

ロストベルトの舞台となった北欧、支配者たる女神に一番関わりが深い女神。

 

 FGOのアルターエゴ”シトナイ”とは

 

一言でまとめると

 

魔女(女神)、英雄として讃えられた少女、真正の女神、の三柱がアインツベルンの娘(イリヤ)の肉体に憑依して生み出されたのが疑似サーヴァント”アルターエゴ”シトナイです。

 

あらためてまとめてみるとなんかすごいツメツメですね…

シトナイの大蛇退治の逸話が光るイベントがハロウイン(2018年)にはじまるみたいでなので正座で待機。

(ようやくチェイテ城…およびエリちゃんから開放された…のか?)

 

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mutitumi.hateblo.jp