ねこあつめのあいことば「姫女菀」
読み方は「ヒメジョオン」
グーグル日本語入力ではスマホ、PCともに「ひめじょおん」と打ち込んでも変換できませんでした。
ひと目見て「なにこれ??叙々苑の姉妹店???」となりました。
日常生活ではあまり見かけない名前ですし、この漢字の読み方がわかりませんでした。
なので
ひめ おんな おん
と単独でうちこんで変換しました。
目次
姫女苑(ヒメジョオン)とは何か
夏に白くて小さな花を咲かせます。
つまりは植物です。
よく道端などに生えているので目にしたことはあるかと思います。
現在では雑草あつかいされていますが、もともとは観賞用に北アメリカから輸入されてきた帰化植物。
見た目も芽吹く季節も似ている花「ハルジオン」
「ヒメジョオン」と外見が似ていて、名前もなんとなく似ている植物として「ハルジオン」があります。
某アーティストの曲に同じ名前のものがありましたね。
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ハルジオンも小さくて、少し背の高い花を咲かせます。
道端のよくヒメジョオンと並んでいる姿を見かけることができる、そうです。
(ひきこもりにはわからないですけどね!)
開花時期はハルジオンの方が少し早いです。
ヒメジョオンは夏頃ですが、こちらは春の終わり、晩春から初夏にかけて花咲きます。
漢字で書くと「春紫菀」
「ヒメジョオン」が「姫女苑」になったわけ
この漢字名がついたのにはけっこうややこやしいわけがあります。
姫女苑の女苑の部分ですが、読み方が近いものとして「紫苑」(しおん)と漢字がありました。
しかし、この名前先約がいました。
ヒメジョオンはもともと帰化植物。
後からやってきました存在です。
なのでこの漢字を使うことができず「女苑」という漢字を当てはめることになったそうです。
ちなみに先約の植物の名前は「姫紫苑」(ひめしおん)
白くて小さな花、という特徴が似たかわいらしいお花です。
ちなみにヒメジョオンの別名に「春女苑」(はるじょおん)というものがあります。
ハルジオンととても似てますね。主に響きが。
なんというかとてもややしく、他の植物と区別するために「姫女苑」と書いて「ヒメジョオン」と呼ばれるようになりました。
すべて似てるけど違うもの
- 姫女苑(ヒメジョオン)もしくは春女苑(はるじょおん)
- 春紫菀(ハルジオン)
- 姫紫苑(ヒメシオン)
これらは見た目や開花の季節は似ているけれども、すべて違う植物を指します。
ややこやしいですな…
参考サイト様
これまでのあいことば