ねこあつめのあいことば「満艦飾」
読み方は「まんかんしょく」です。
グーグル日本語入力ではスマホ、PCともに「まんかんしょく」で一発変換できました。
変換できない場合は一文字ずつ、
満腹の「まん」
戦艦の「かん」
装飾の「しょく」
変換していって余分な文字を消していってください。
満艦飾(まんかんしょく)とは何?
1 海軍礼式の一。祝祭日や観艦式などの際に、停泊中の軍艦が艦全体を信号旗・万国旗などで飾りたてること。
2 身なりを盛んに飾りたてたり、物をいっぱいにつるしたりしたようすを1にたとえていう語。「満艦飾のいで立ち」
うーん、すごく簡単にいってしまうと「戦艦のおめかし」「式典用の戦艦式礼装」でしょうか。
何かの式典で戦艦のさまざまな国の国旗が飾られていることがあります。
一つ目の意味は飾り立てた戦艦そのものの様子を表しています。
信号旗とは船同士の通信に利用されている世界共通の旗のことで、様々な形や色をした旗があります。
二つ目は、おめかししたり派手な姿をした姿を戦艦が飾り立てた様子と重ね合わせた比喩です。
派手な姿とはなんていうかこう個性的というか注目を集める、という感じでしょうか。
まさしく体中に万国旗をくくりつけてるとかそれぐらい。
大辞林 第三版の解説
まんかんしょく【満艦飾】
①
軍艦の儀礼の一。祝祭日などに、停泊中の艦艇の各マストに信号旗と軍艦旗を掲げること。
②
転じて、派手に飾り立てること。また、たくさんの洗濯物を干して翻らせること。
こちらはコトバンクからの引用です。
goo国語辞書とほとんど同じ意味が記されていますが、こちらには「洗濯物がたくさん干されていてひるがえっていること」という意味があります。
物干し竿にたくさんの服がかけられ、風になびいてひらひらと揺れる───
たしかに満艦飾で飾り立てられた国旗や信号旗が揺れる様子を思い起こさせます。
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