ねこあつめのあいことば「魚子」
読み方は「ななこ」
さかなこ、ではありません。
ただ、”ななこ”と入力しても変換アプリによっては変換されない場合があります。
”さかなこ”と入力したほうが早いかもしれません。
魚子(ななこ)とは
《「魚(な)の子」の意で、魚卵の粒がつながっている形から》
1 彫金技法の一。先端が小円になった鏨(たがね)を打ちこみ、金属の表面に細かい粒が密に置かれたようにみせるもの。一般に地文として用いる。ササン朝ペルシアから中国を経て奈良時代に日本に伝わった。
2 「魚子織り」の略。
出典
彫金技法(ちょうきんぎほう)とは名前の通り、金属の表面をタガネ、という道具で切ったり押したりして、模様を彫り込む技術のことです。
魚子とはいくつかある彫金技法の一つに「魚子彫り」と呼ばれるものがあります。
金属などの表面に魚の卵のような小さな円の文様を打ち込む難易度の高い技法といわれています。
江戸切子などにもこの技法が使われていて、切子の場合は魚の鱗を重ねたような文様のことを指します。
魚子織り、の場合は織った布が魚卵のように見えるのでそう呼ばれています。
7月5日は江戸切子の日
江戸切子とはこのようなガラスに彫刻や切込みなどで文様を刻むなどの細工されたものです。
一般には切子細工といわれ、江戸切子は、国、東京都指定伝統工芸品のことを意味します。
また江戸切子と呼ばれるものは葛飾区指定の伝統産業製品
です。
7月5日が江戸切子の日になったのは、魚子(ななこ)が由来します。
「なな(7)こ(5)」という語呂合わせです。
参考サイト
「魚子」ってなんと読む?「さかなこ」ではありません。日本人として知っておきたい教養です! | Precious.jp(プレシャス)