ねこあつめのあいことば「竈猫」
読み方は「かまどねこ」
竈
これは「かまど」と読みます。
グーグル日本語入力アプリでは”かまどねこ”で変換できました。
かまど、ねこ、と単語でそれぞれ入力するとややこしいことにならないと思います。
目次
竈猫(かまどねこ)の意味って何?
冬になると寒さをきらって、こたつにのったりかまどにもぐって灰だらけになったりするネコのようす
「ねーこはこたつでまるくなるぅ」という歌がありますが、まさにそんな様子のねこの姿を表わした言葉のようです。
こたつに乗ったりというのはわかりますがかまどにもぐって灰だらけになる…ねこは今では少ないでしょう。
竈(かまど)はなにかというと…とりあえず現代で言うキッチンにあるコンロみたいなものだと思ってくださればいいと思います。
けっこう、近年までカマドは使われていました。
現代でも昔ながらの家にはカマドが残っている家がありますし、キャンプ用の簡易型のカマドなどが販売されています。
カマドって何?という人にはアマゾンさんから引っ張ってきた↑の商品を見ていただければよいかと。
映画とか時代劇とかでは見覚えがあるかと思います。
家に据え置きのやつはこれより立派でレンガ造りだったり石造りだったり火を灯すところが大きいです。
炭やら薪やら燃やして、火をつけていたので終われば灰が残ります。
火が消えたすぐあとは熱いですが寒い季節や地方では時間が立てばどんどん熱は奪われてほどよいぬくさになってきます。
それで暖をとるために猫がカマドの中の灰の部分にもぐりこんだのでしょう。
今では電気コタツやストーブの前、エアコンの温風が当たるまえがカマドの中の代わりとなっているのではないでしょうか。
同じような意味として「こたつねこ」「かじけ猫」「灰猫」などがあります。