むちつみ

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ねこあつめのあいことば「すすはらい」の意味

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本日のあいことばは「すすはらい」

 

すすはらい、なあり知ってる。

 

神社仏閣の大掃除の方法。

サカキ?か何か植物で一年の埃を払うやつ。

 

なあり、えらい。

 

ということで答え合わせ

 

 

 

あ、れ?なんかちょっと違う的な?

 

 

すすはらい(煤払い)

大掃除のこと。

昔は12月13日に行っていた。

この日のことをことはじめ、といい「こと」とは正月を意味している。

もともとは年神様をお迎えするために

家の内外をきれいにするという宗教的意味合いが強い行事だった

 

参考

煤払い(すすはらい)と掃除はどう違うのですか - 「神社と神道」総合サイト

すすはらい(冠婚葬祭マナー百科)

 

 

・・・・うん、知ったかぶりだめぜったい。

 

年神様(としがみさま)というのはお正月に各家庭にやってくる神様です。

たしか五穀豊穣やその年の幸運をもってきてくださるとか。

門松などのお正月定番の飾り付けは年神さまを歡迎するためのものだったりします。

 

 

 

参考

お正月にやってくるという「年神様」とは - NAVER まとめ

 

 

汚いと年神さま「ばっちいわ、いくのやめとこ」ってなるらしいです。

大掃除、頑張りましょうね…なありも、がんばる…

 

でも…我が部屋に年神さまやってこないきがする…

 

 

この「すすはらい」という名の大掃除は名前の通り、

「大」掃除なのでもう使わなくなった道具や

「古くなった道具」を捨てていました。

 

「古くなった道具」を捨てていたのは

つくもがみを恐れていたから、と言われています。

 

つくもがみとは付喪神、九十九神とも書きます。

百年存在したものに霊性が宿り、命が宿ると信じられてきたのです。

 

あと、モノが貴重だった時代は「すすはらい」をすることで

モノが付喪神化することを防ぐことができるといわれていたようです。

 

かみ、とはいわれていますが、その姿は妖怪に近く

というか妖怪扱いされていました。

 

参考サイト 付喪神(ツクモガミ):ファンタジィ事典mini

 

有名なのは唐傘お化け、ですかね。

モノに人格を見出して神格化させるというのは

アニミズム的思想ですね。

(アニミズムっていうのは

ありとあらゆる存在に魂を見出す思想のこと)

 

 

神道から派生した考え、なのでしょうか。

まぁ、世界各国で昔はアニミズム的考えが

なされていたらしいので太陽の擬人化としては、

日本でのアマテラス、ギリシャ神話のアポロン。

 

 

今流行の艦むすとか刀剣乱舞とか。

(船の場合はふねの女神さまがいらっしゃる)

そんなアニミズム的思想の延長線上にある作品ともいえますよね。

艦むすは、よくわからんのですが刀剣乱舞ははっきりと公式に

「刀の付喪神」と書かれていますし。

 

 

しかし、現代の付喪神みたいに美少女や美少年な

つくも神だったらみんな「すすはらい」しなかったかもしれませんね…