ねこあつめのあいことば「虎杖」
読み方は「いたどり」
グーグル日本語変換ではスマホ、PCともに一発変換できました。
初見では読み方がわからなかったので、「とら」、「つえ」、と単語で入力して変換しましたが無事に承認されました。
とらにつえ、と書いて「いたどり」
一体何?といつも頼れるグーグル先生に聞いて(ぐぐって)みました。
目次
虎杖(いたどり)とは意味とは何か
いたどり【虎=杖】
1 タデ科の多年草。山野に自生。高さ約1.5メートル。茎にはかすかな紅色の斑点があり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。夏、白色または淡紅色の小花が円錐状につく。花が紅色のものを特に、明月草(めいげつそう)とよぶ。若い茎は酸っぱいが、食べられる。根を漢方で虎杖根(こじょうこん)といい、利尿・通経薬とする。さいたづま。たじい。すかんぽ。《季 春 花=夏》「―を啣(くは)へて沙弥や墓掃除/茅舎」
2 紋所の名。イタドリの葉と花を図案化したもの。
虎杖(いたどり)とは、植物の名前のこと。
もしくはその植物を形の由来とした紋所(もんどころ)、家紋の名前。
らしいです。
「この紋所が目に入らぬか?!」と黄門様のクライマックスシーンお決まりのセリフにありましたね。
虎杖(いたどり)という苗字も存在するらしいです。
いたどり、という名前の由来とは
もともと、この植物は薬草でした。
効能は生理不順を整えたりと内科的なものから、傷口に(加工したものを)貼り付けたりして出血を防ぐ効果があるとされました。
そのさい、怪我の痛みが和らぐ、「いたみどり」→「いたどり」となったという説があります。
※諸説ある中のひとつです。
いたどりが虎杖という漢字になった理由
虎杖をどうあがいても「いたどり」と呼べないのになぜ、こう漢字で書き表すのかというと中国名をそのまま使用したからだと考えられています。
中国が発祥の漢方の世界では虎杖は「虎杖根」と書いてこんじょうこん、と読まれています。
参考サイト様
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