ねこあつめのあいことば「海松食」
読み方は「ミルクイ」
グーグル日本語入力では「ミルクイ」では変換できませんでしたが「ミルガイ」で「海松貝」と変換することができます。
そこから「貝」を消して、「食」とすればOKです。
うみ、まつ、しょく、と個別に変換していくのが一番手っ取り早いかもですが。
海松食(みるくい)とは
バカガイ科の二枚貝。内湾の浅い泥底にすむ。貝殻は長卵形で、殻長14センチくらい。殻表は白色で、黒褐色の殻皮をかぶり、後端から太い水管を出す。名は、水管に海藻ミルが着生し、これを食べているように見えることによる。水管をすし種にする。みるがい。みるくい。
すごく大きな貝のことです。
ちなみのこの貝。貝というか貝殻からなんかこう…白くて太いのがでれーんと常にでてます。
この出ている部分が水管といいます。
発達のしすぎて中に収められないのだとか。
生きたアサリとかがたまに貝の隙間からだしている白いのがありますよね。
あれが水管です。
なぜ「海」の「松」なのか
まずは、海藻のミルについて。
ミルという海藻の姿形は松の葉にものすごく似ているのです。
ミルの別名は「海松」
海松食(みるくい)の水管は上記で書いたように大きすぎて貝の中に収められないので、常時外にでています。
そこに海藻が生えた様が「海松(ミル)を食べている」ようにみえたのが名前の由来だといわれています。
(ちなみに生えるのはミル(海松)ばかりではないようです)
海松食の他にも「水松食貝」や「海松貝」という漢名がついているので名付けられた当初はミル(海松)がたくさん生えていたか、生えている他の海藻がミル(海松)のように見えたのではないかと思います。