GSOMIA(ジーソミア)とは
”General Security Of Military Information Agreement”の略称です。
それぞれの単語の読みは
General ジェネラル
Security セキュリティ
Of オブ
Military ミリタリー
Information インフォメーション
Agreement アグリーメント
これらの頭文字をとって略してGSOMIA(ジーソミア)と呼びます。
日本語では『軍事情報包括保護協定』(ぐんじじょうほうほうかつほごきょうてい)を意味します。
GSOMIAはどういったの協定なのか。
コトバンクによれば
国同士で相互に提供される軍事秘密の漏出を防止するための協定
出典
つまるところお互いに本来なら秘密にする防衛についての情報を教え合い、また教えあった秘密ごとは他の国には内緒にしようね!という国際的な約束のことです。
2019年8月現在において、日本はアメリカ、フランス、オーストラリア、イギリス、インド、イタリア、及び北大西洋条約機構(通称:NATO)とこのGSOMIAを結んでいます。
(韓国とはごちゃごちゃしていてどうなるか今後どうなるか不明)
ちなみに日本は七カ国ほどですが、アメリカは六十ヶ国以上と協定を結んでいます。
衰退したといわれど、さすが軍事大国。
NATO(北大西洋条約機構)とは
1949年に結ばれた北大西洋条約に基づき設立された集団防衛機構。
出典
カタカナ読みはナトー(なっとうではないので気をつけよう)
アメリカを中心としたカナダや欧州諸国によって結成された軍事同盟のこと。
日本はNATOに参加していませんが、パートナー国家として認定されているため、実質的には同盟国関係といえます。
おそらくですが、日本はアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、インド、イタリアとは国とGSOMIAを結んでおり、NATOとは防衛機構と結んでいて、参加国ごとに結んでいない、ということなのでしょうか。
GSOMIA(ジーソミア)とはなんのための協定なのか
たとえは驚異となるBという国があった場合にA国とC国が防衛のために軍事機密を提供しあうことが目的の協定です。
つまり、国を守るためにお互いにもっている情報を交換してお互いに防衛に役立てようね!と情報を物々交換するわけです。
そして、提供し合った情報はお互い以外の国には内緒にしましょう、という国際的な約束もこの中には含まれています。
「○○ちゃんとだけの秘密だよ☆」というやつですね。(といいつつ、他の子にいっちゃうとかやっちゃだめ絶対なやつ)
まとめ
GSOMIA(ジーソミア)は何の略か→”General Security Of Military Information Agreement”(ジェネラル セキュリティー オブ ミリタリー インフォメーション アグリーメント)の略。
日本語では→『軍事情報包括保護協定(ぐんじじょうほうほうかつほごきょうてい)』
どういう協定→軍事にまつわる秘密ごとをお互いの国で共有、他の人には秘密にしようという約束ごと。
なんのための協定→お互いの国の防衛のために軍事情報を提供し合うことが目的。