ねこあつめのあいことば「象牙の塔」
読み方は「ぞうげ の とう」
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象牙の塔(ぞうげのとう)の意味
《(フランス)tour d'ivoire》芸術至上主義の人々が俗世間を離れて楽しむ静寂・孤高の境地。また、現実から逃避するような学者の生活や、大学の研究室などの閉鎖社会。フランスの文芸評論家サント=ブーブがビニーの態度を評した言葉で、厨川白村 (くりやがわはくそん) がこれを紹介した。
象牙の塔とは、芸術家や研究者などが没頭するあまり周囲から疎遠になった閉鎖的な空間のことを指します。
よい意味では世俗、世間から離れてそれぞれの生業や趣味を好きに追求する空間。
悪い意味では自らの主義主張を大事にするあまりに現実からかけ離れた生活をする閉鎖社会を意味します。
現在では主に学者や芸術家などの人々があまりにも現実的からかけ離れた生活をしている場合を皮肉る言葉として使われてることが多いです。
あれですね。
オタクがオタクを極めてしまったばかりにオタク同士で集まり、リアルと接点をすべてきってひきこもるというのもある意味では象牙の塔と評されるのかもしれません。(たぶん違う)
象牙の塔、という言葉はもともとは女性の首の美しさを称える言葉だったそうです。