ねこあつめのあいことば「根木打」
読み方は「ねっきうち」
Google日本語入力アプリでは変換できなかったので、一文字ずつ入力することをおすすめします。
例.
ね(っこ) → 根
き → 木
う(つ) → 打
根木打(ねっきうち)とは何か
植物の異名かなにかかと思ったのですが、どうやら違うようです。
コトバンクには
〘名〙 =ねっき(根木)《季・冬》
※風俗画報‐二二一号(1900)遊芸門「各地子供遊び〈略〉会津のねっき打と丸板打
とあり
根木の解説ページに案内されました。
地面に木の棒を打ち込み合う遊び。ナラ,クヌギ,梅などの堅木の枝で太さ3cmくらいのものを長さ30~40cmに切り,一端をとがらせたものを地面に打ちつけて立て,次の者はそれを打ち倒すようにする。倒せば自分のものとなる。
昔ながらの子供あそびのひとつ。
もしくはそれに用いる道具、のこと。
”ねっきうち”は上記のねきの呼び方のひとつのようです。
つまり、”ねっき”も”ねっきうち”も同じことを指します。
地方によって様々な呼び方があるようなので、全国でよく遊ばれていた遊戯なのではないでしょうか。
ちなみに、”ねっきうち”のページには会津、とあるので現在の福島県西部のことを指します。そのあたりでの名称だったのではないでしょうか
昔ながらの子どもの遊戯
当方、平成一桁生まれで”かごめかごめ”や”はないちもんめ”、コマ遊び、お手玉、あやとりなどは行った記憶がありますが、ねっきうち、という遊びはやった覚えがありません。
遊び方は木の棒や釘などを二人で交互に地面に投げて打ち込み、相手のものを倒して自分のものがたったら勝ちとする、単純な遊び。
ルール自体はコマ遊びやめんこ遊びと同じですね。
相手のものを自分のもので打ち倒す、というところが似ています。