今回のイベント「ぶっちぎり茶の湯バトル ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男」にて登場した新サーヴァント、千利休。
FGO世界の正史でもノッブ曰く巨体の男性だった利休。
しかし、サーヴァントとして召喚された彼…彼女は影のあるどこかホラー味のある白髪の美しい少女の姿をしていました。
彼女いわく「サーヴァントにとって姿形など些事なこと」だそうですし、大人ダヴィンチちゃんも似たようなこといってましたし。
なにより女体化はFGOではあるあるなのでありのまま受け入れてスルーしていました。
ですが、千利休の女体化には意味(設定)があるかもしれません。
- 千利休の謎。
- プロフィールに記載されている体重
- 千利休の第二臨の着物の柄
- 千利休には駒姫がまじっている?
- 現れた謎の少女
- 千利休と駒姫の共通点
- 重すぎる体重と黒い腕の正体
- 千利休の正体ぐだぐだ考察まとめ
- 他考察もどき記事
- 参考サイト
千利休の謎。
FGOあるあるでスルーしていたいろいろが伏線というかちゃんと意味あるものだったかもしれないという…
背後の黒い腕
女体化した理由が謎、というのもありますが、まず「ん?」となるのが彼女の立ち絵。
肩にそえられている大きな黒い手はどちらさまのものでしょうか??
え、だれもつっこまないのなんで?
見てないの…?
プロフィールに記載されている体重
見事にガチャで爆死したのでTwitterでみかけたのですが、
幼い女の童の姿で体重が、
132kg
という設定なのです。
その体重だとがりがりだぞ?!とリアルで女の子の理想の体重~ってだすとぶったたかれて大炎上する体重設定が通常運転のFGOさんどうした?!っていう感じです。
おそらく、うしろにいる謎の黒い手の持ち主の体重と合算した形…になっているのでしょうか。
千利休の第二臨の着物の柄
これもまたTwitterでみかけたのですが、
第二臨の千利休の着物の柄が駒姫というお姫様の着物の柄と同じなんだそうです。
(駒姫の着物はこちらのブログで見れます)
そしてこの駒姫というお姫様は秀吉と浅からぬ因縁がある女性でもあります。
駒姫とは?
最上義光の娘であり、伊達政宗のいとこに当たるお姫様。
豊臣秀吉の姉の子、つまり甥にあたる秀次の側室として召されることになっていた女性です。
秀次が謀反の疑いで切腹を命じられ、連座で命を落とした悲劇の美姫。
とても美しい少女であると評判で東国一の美姫とまで謳われていました。
諸説ありますが、その美貌を秀次に見初められ側室にと望まれます。
父親である最上義光は難色を示しますが、結局、逆らえずに15歳になった駒姫を連れて京の都へ。
しかし、そんな彼女は秀次とまともに顔を合わせることもなく、理不尽な悲劇に見舞われます。
それが秀次が謀反を企てたという疑惑。
あれよあれよという間に秀次は切腹を命じられ親族や家臣たち、はては侍女たちさえ連座で首を落とされてしまします。(人選が謎)
その中に、京についてさほど経っていないの駒姫もいたのです。
駒姫はこの時点では名目上は側室となっていましたが、(諸説ありますが)まともに秀次と顔を合わせてもおらず夫婦関係はありませんでした。
父である最上義光は娘を救うべく助命嘆願に駆け巡りましたが、自身も嫌疑をかけられ叶いませんでした。
父親がなんらかの罪を犯し、処刑される場合連座で男子も刑を受けることは免れません。
ですがこの時代、女子は助命され見逃されるのが通例でした。
しかし、秀次の妻や子どもたちにはそれが適応されず駒姫含めた秀次の妻や側室、妾、子供、使えていた侍女たちは市中引き回しのあと、秀次の生首を見せつけられながら三条河原で首を切り落とされ命を落としました。
異様なのはその遺体の処遇もでした。
通常、遺族が望むなら引き渡されることもあったのですが、誰一人引き渡されず亡骸は無造作に穴に蹴落とされ、そこに「秀次悪逆塚」と記した石碑が置かれたのです。
豊臣秀次(とよとみひでつぐ)って誰?
駒姫を見初めた秀次は上記に書いた通りに秀吉の姉の子、甥にあたります。
彼は茶々と秀吉の第一子、捨(鶴松)がなくなったあと、秀吉に半ば跡取りとして扱われ養子となりました。
しかし、数年後、第二子にあたる拾(秀頼)が生まれ、その立場は不安定なものとなってしまいました。
また彼にかけられた謀反の疑いは今では冤罪だといわれています。
千利休には駒姫がまじっている?
第二臨で駒姫の着物を着ている千利休は、純粋な千利休ではなく、単体ではサーヴァントとして顕現できなかった駒姫の霊基が混ざっているのではないでしょうか。
千利休は石田三成が茶室に訪れたとき理由をつけて、三成にその姿をみせていません。
人格や物言いは千利休ですが、その姿は、駒姫のものなのではないでしょうか。
駒姫の姿をノッブや沖田さんは知りませんが、石田三成(死体の検分を行った一人)は見知っているはずです。
自分の姿が駒姫であることを隠したいがため、三成の前に姿を表さなかったのではないでしょうか。
現れた謎の少女
前触れもなく現れた千利休によく似た謎の少女。
彼女が駒姫なのではないかと。
椿の花は散り際が斬首を思わせるものですし。
首元が黒く、よくみえない。
なによりTwitterでみかけたのですが、手にしている琵琶の家紋が駒姫の生家である最上家の家紋の「丸に引両」と「竹に雀」なのだそうです…
これは確定では…
FGOなので大穴で娘の姿をした最上義光という可能性も無きにしもあらず
めちゃくちゃくわしくかいていらっしゃるツイートがあったので、貼っておきます。
この方のツイートを追ってみてください。
めちゃくちゃ詳しいですし、もうそれしかないのでは???という納得感しかありませんでした。
千利休と駒姫の共通点
豊臣秀吉と石田三成がかかわっている死。
という点では共通点がありますよね。
重すぎる体重と黒い腕の正体
重すぎる体重は怨念を背負っているがゆえのもので黒い腕は豊臣によって滅ぼされたものたちの集合体…なのかな、と。
駒姫はもちろん秀次もそして彼の家臣や妻たち、子どもたちも…
Twitterで、斬首された首の数と駒姫(千利休)の体重を合わせれば132いくんじゃない?というの見かけました…
千利休の正体ぐだぐだ考察まとめ
- おそらく駒姫との複合サーヴァント。
- 基本人格は千利休で、外見は駒姫。
- 黒い腕は豊臣によって理不尽に滅ぼされた怨念?
- 重すぎる体重は恨みつらみを背負った巨大な黒い腕との合算のため?
- もしくは駒姫+斬首された人々の首の重さの合算
- 千利休も駒姫もその死に秀吉と三成が関わっている。
他考察もどき記事
参考サイト
駒姫(最上義光娘)の死は理不尽の極み~東国一の美女が連座で処刑 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
東国一の美少女・駒姫の悲劇。処刑までの100メートルはあまりにも長過ぎた | 和樂web 日本文化の入り口マガジン