いやぁ、本当にぶっちぎり茶の湯バトル、でしたね。
- FGOぐだぐだイベント考察記事
- 日本鯖「失意の庭(簡易版)」RTAぶっちぎりサーヴァント
- 止まらない止められないバーサーカー茶々
- 性癖に刺さった駒姫(in千利休)
- 駒姫(真)は天使
- 不意打ちホラー千利休
- 健気なお捨ちゃん
- 復讐者ではなく狂戦士である千利休
- いいえ、全部「秀吉」のせいです
- 小さなお兄ちゃん概念がぶっささる
- まとめ
FGOぐだぐだイベント考察記事
→単純にお捨て(鶴松)くんでしたね。
→駒姫(少女の)身体に千利休(大男屈強系老人)の精神(主人格)が正解でした。
日本鯖「失意の庭(簡易版)」RTAぶっちぎりサーヴァント
家臣たちに全員裏切られたのにこの余裕。
「失意」から一番遠い精神構造してるサーヴァントでしたね。
「なぜ貴様は生きている」とおそらく亡くなった隊士たちに責め立てられた沖田さんのノータイム返答がこちら
「弱いからじゃないですかね?」
ここ声色かわらずに淡々と応えてそうなところがほんと…
戦国と幕末を駆け抜けた大名と人斬りよ…
日本のサーヴァント基本的にクラス関係なくバーサーカーなところあるもんね…
仕方ないね…
ノッブはわからんが沖田くんには「なんでお前が生きている」と責め立てるよりも「病で最後まで戦場に立てなかったこと」を重点に攻め立てたほうが効果あったような気がしないでもない。
イッヌ(敵対してたやつのボス名前忘れたのでこれで統一します)爪が甘い。
止まらない止められないバーサーカー茶々
普段はバーサーカーといいつつ、オルタやマスターたちに対して口うるさいかーちゃんみたいな茶々ちゃんが息子の名前を出されただけでこの豹変。
森くんがノータイムでぶっ刺して止めてくれなければ霊基がアヴェンジャーになってしまって、真名が「淀殿」になっていたんだと思います。
その場合見た目が成長するんだろうか。
それはそれで見てみたい。
「茶々さまが死んだら切腹して責任とっから!」っていろんな意味で潔い。
森くん、バーサーカークラスだし逸話もバーサーカーだけど教養もあるし、とっさの判断に迷いがない。
性癖に刺さった駒姫(in千利休)
すべての種明かしした時に駒姫の姿で妖しく笑う千利休がめちゃくちゃ性癖に刺さりました。
日本人形みたいに可憐でかわいらしい見た目で妖しく嘲笑う…最高。
駒姫(真)は天使
これは間違いなく天使。
こんな可愛い子、そりゃ嫁に出したくなくて渋るよね最上義光さま。
そしてこの場面、このあとの駒姫の最期を考えると…
側室とはいえ、相手から望まれ、立場も権力もある相手に嫁ぐという誉ある、栄華と幸福に満たされた未来を誰もが想像するのに。
そりゃ、お母さん、無惨な最期と遺体すら手元に帰ってこないってなったら病んじゃうよ…(駒姫の母親は駒姫の訃報を聞いて倒れ、そのまま息を引き取っています)
千利休も「なんでこんないい子が!!」ってブチギレしちゃうのも納得。
駒姫は最期まで天使でした。
ほんとうに天使、としかいいようがない。
いや、でも、まぁ、伊達のいとこなので、まぁ、そういうのをなんかこう感じさせるところもありましたが…(戦国DQNと名高いから…)
ほとんど「澱殿」だった茶々さま
もう言動が完全に「母」そして淀殿だった。
茶々は幼い頃の名前で、織田信長の姪という最高権力に守られていた。
父も母もきょうだいたちもいた、戦国時代といえ何一つ恐れるものがなかった頃の名前なんですよね。
実父がなくなり、母と義父が亡くなり、信長が亡くなり、妹たちをみな当時の権力者に連なるものたちと婚姻させて、最後に当時の天下人秀吉の側室に収まり得た呼び名が澱。
不意打ちホラー千利休
事前にツイッターで知っていたからそれほどびびらなかったけど、何も知らずに見ていたら悲鳴を上げてスマホを投げ捨てていた危なかった。
不意打ちホラーはやめてほしい。
はじめからホラー注意と注意喚起して頂きたい。
健気なお捨ちゃん
シュシャはお捨て(鶴松)くんでした。
秀吉と茶々の子供の概念とかそういうことではなく単純にお捨くんの魂でしたね。
「~だもん」は茶々さまの口調から髪の色、茶色が茶々様、メッシュな金色が秀吉から、なんでしょうか(コエハースで秀吉さんがいた)
復讐者ではなく狂戦士である千利休
千利休、今回のイベントの動機とか背景を考えると「復讐者(アヴェンジャー)」のクラスでの顕現でも在り得たのに、なぜバーサーカーなのか、と疑問に思っていたのですけど。
最後の最後で分かりました。
千利休はあくまで「自分のためではなく踏みにじられた弱者」のために怒っている。
誰かのために怒り狂い、世界を真っ黒に染めようとした。
他者のためにそれこそ名もなき踏みにじられた多くの弱者たちのためにそこまで怒れるモノは狂っている、という判定で「バーサーカー」になっただと。
まぁ、あの時代に刀ではなく、お茶の道を極めようとしたということでバーサーカーなのかもしれませんが。
千利休「人の世をかように小さな肩に乗せ、さあ歩けと、死ぬまで歩けと、強いる者達」
のセリフこれぐだに向けた言葉なんですが、同時に千利休自身にも向けられたモノですよね。
彼(彼女)は自分の意志で背負ったものでしょうけれども。
この黒い巨大な手が、彼が背負ったものを現しているようにも、「もういいよ」といたわっているようにもみえて…
いいえ、全部「秀吉」のせいです
茶々さま、自分を責めてばかりだけど今回のは完全に「秀吉」のせいだと思うよ。
「母」であり、息子たちを慈しんでいる彼女にとって誰かの娘(駒姫)を母から奪ってしまったから、自責の念が高いのかもしれない。
回想以外登場していないのにここまで株を下げた秀吉。
サイコホラー並の恐怖をあの数少ない登場シーンでマスターたちに植え付けていきました。
いや、実装したときにはきっと「気がついたら出すまで回していた」というシナリオも引っ提げて登場するんだと思うんですけれども。
小さなお兄ちゃん概念がぶっささる
幼くして亡くなったお捨(鶴松)
20代で命を落としたお拾(秀頼)
幼いお捨はそれでも「お兄ちゃん」なんですよね。
お兄ちゃんだから弟を守らなければ、導かなければ…
Fateはイリヤと士郎、メリジューヌとパーシヴァルといい、小さな姉と大きな弟でぶっさしてくることに(個人的)に定評があるんですけれど。
今回は小さな兄と大きな弟でぶっさしてきました…
むりぃ…とうとい…
このスチル絵もHFのイリヤを思い出します…
まとめ
新選組に邪馬台国に戦国大名、石田三成に千利休に卑弥呼に壱与に秀吉に…なんかこう風呂敷広げすぎてない?
と感じたのですが、終わってみたらめちゃくちゃきれいにまとまっていました。
経験値先生さすがです。
千利休が抱いたのって憐憫ですよね。
人類悪であり人類愛。
彼の場合それは怒りとなった狂戦士へと駆り立てるほどの黒い黒い怨念となった。
あの世とこの世の堺、ここに召喚されたサーヴァントはみんな「敗者」であり「生まれてこれなかったモノ」なんですよね。
ノッブも沖田ちゃんも時代の敗者、茶々様、お捨て秀頼も三成も。
オルタは「生まれてこれなかったもの」生と死の間で揺れ動くものでもありますよねある意味(ローラン…(not鯖)