ソーシャルゲーム『Fate/GROUNDORDER』の主人公通称ぐだーず(ぐだ男、ぐだ子)。
マシュには「普通の人」といわれているわけですが。
型月の主人公が「普通なわけがない!」
という思いで胸がいっぱいです。
目次
「普通」の定義がリアル(三次元)とは違う可能性
カルデアがある世界はつまりは「型月空間」です。
原作者である奈須きのこワールド。
さまざまな定義がリアル三次元と違う可能性は大である。
だいたい「最高より最善を目指す人」が「普通の人」扱いされている時点で普通の人の定義がおかしい。
”普通の人”なら「今から君の肩に世界の命運がかかってるから頑張ってね!」の時点で心が折れる。
もしくは、これだけの英霊が従ってくれるなんて!と慢心しおごる。(そして英霊にバッシュっとされて絶命してTHEBADEND)
そうじゃないにしても、
特異点で人の死に様を見たり、
ぶっ飛ばされたり、
英霊の消滅をみたり、
騎士が虐殺するのをみていたり、
と「普通の人」の「SAN値」だともうマイナス原点突破してるよ!
ぐだーず=マシュの理想
ということでマシュのいう「普通の人」とは自分のようなデザイナーチャイルドではなく「母親の胎内で育ち、学校に通い友人と遊び…という滅菌室の白い世界しから知らなかったマシュには一生マネできなかったであろう外の世界の象徴であり、
「普通の人」とはマシュにとっては「人間らしい人間」の理想像
なのではないかなと思います。
カルデアのスタッフって、エンジニア系もいると思いますが基本的に魔術関連の人材しかいないでしょうし。
一般枠からの募集でカルデアにやってきた
魔術に対して無知なぐだーずってマシュにとっては
「人間らしい人間」に思えたのかもしれません。
(魔術を知り学び、根源へと至ることを目指す魔術師であることじたいが普通ではない、ですしね。たぶん)
サーヴァントからみたぐだーずは「理想の誰か」
カルデアの召喚システムは無理やりサーヴァントを服従させるものではない、とロマンがいっていたような気がするので。
そうなると、
サーヴァントたちは「ぐだーず」を自ら選んで召喚されている、
もしくは世界の人理を守るために最後のマスターであるぐだーずに消去法で従っている。
ということになります。
後者はともかくとして。
前者においてマスターたるぐだーずはそれぞれの「理想の誰か」に見えるのではないでしょうか。
たとえば、一番顕著なのは清姫です。
彼女はぐだーずを生前の想い人「安珍」様の転生体だと思いこんでいます。
(例外としてエクストラででてきた玉藻の前やネロなどは、ぐだーずを気に入りつつも、月の聖杯戦争でのマスターザビーズのことを好んでるようにみえます※個人の感想です※それから我がカルデアにはネロも玉藻ちゃんもいません)
さまざまな神話、伝説、逸話のいろいろな性格や性質をもった多くのサーヴァントに
ぐだーずは気に入られているわけです。
マシュにとっての「普通の人」が、英霊たちに気に入られている。
ここで思ったのですが、
ぐだーずは英霊たちにとって「理想の誰か(何か)」に見えている、
のではないかということです。
- 忠誠を尽くしたかった主
- 愛したかった誰か
- 共にいたかった誰か
- 護りたかった場所
- なりたくてなれなかった理想
などなどエトセトラ…
考え過ぎ?
ソーシャルゲームの性質上、
キャラクターに好かれているだけかもしれませんが…
ぐだーず自身に対する情報が少ないので考察するにも「妄想」しかできない状況ですよね。
違和感を感じる部分があるのですがシナリオによってライターさんが違いますから、それゆえのそごかもしれませんし。
わかっていることといえば、ぐだーずはどうやら「日本人」であることぐらいです。
ぐだーずの正体とは?
これは個人的な考えで考察というのもおこがましい、
妄想のようなものですのであしからず。
◯ぐだーずはメタ発言が多い
(シリアス場面でも他派生作品を知っているような選択肢)
→ただのファンサービス。
→他の世界の可能性を識っているのではないか
→根源接続者(こんげんせつぞくしゃ)の可能性
こんげんせつぞくしゃとは、簡単にいってしまうと
魔術師たちが目指している存在。平行世界のifを覗くことも可能
Fate作品では「蒼のフラグメンツ」の愛歌ちゃんという
かわいらしい女の子がそうなので参考までにみんな読んでみてね!
表紙の真ん中にいる子がそうだよ!かわいいでしょ!かわいらしい性格してるんだよ!!一途な子なんだよ!!恋に恋する女の子だよ!!!
◯世界の抑止力が産んだ「グランドマスター」
プリヤイベントにて(ギャグイベントですけど)メフィストフェスから「グランドマスター」って呼ばれたような気がするのですけど、あらゆるクラスの原点にして至高の位に存在する英霊たちが存在するなら。
彼らを従えるべく「グランドマスター」も存在していいと思うのです。
(というかグランドオーダーという名前からしてグランドマスターなのは間違いない)
では、そのぐだーずの出自は?
普通の両親(魔術師の遠縁の可能性もあり)から生まれた普通の子ども。
しかし、その誕生は世界の抑止力が働きかけたもので、
すべてのサーヴァントを従えるグランドマスター。
たしか特異点では抑止力が働かない、
という記述があったような気がしますが、
抑止力が関わったのは誕生のみなら、
話の筋はとおる…かな…と。
抑止力はグランドマスターの資質がある子どもの誕生を促したのみであとの行動はぐだーずとサーヴァントたちに委ねられている、みたいな…?
(もうそう)まとめ
- 普通の人の定義が「型月定義」の可能性
- マシュにとっての理想の「普通の人」
- サーヴァントにとっての「理想の誰か(何か)」
ぐだーずの正体(もうそう)まとめ
- ・根源接続者(こんげんせつぞくしゃ)
- (メタネタ。ファンサービスを深読みした可能性大)
- ・世界の抑止力が産んだ「グランドマスター」
- (深読み妄想的なあれです)
※原作者奈須きのこ氏はとある雑誌のインタビューで特に背景設定などは決めていない。アルバイト募集の張り紙をみてやってきた感じの一般人、という旨の発言をしていたようです。
関連記事
まとめウィキを読んだけど、
マシュがいう「最高よりも最善を選ぶ人間」というのは当てはまっているとは思います。(アメリカでとりあえずエジソンたちと共闘する道が一番てっとりばやかったのにそうしなかった。特異点で修復をすれば人が死のうが関係ないけどそれをしない。「最高」よりも「最善」を選択している。でも、それが「普通の人間」かといわれれば…
頭を抱えます)