羽多野チカさんの絵柄でFGOサーヴァントが見れるなんて思っても見ませんでした。
ひとりだけ存在する世界が違うような存在感。
まさに童話の世界への案内人にふさわしいですね。
でも、このオベロン本当にオベロンなんですかね。
今回の異聞帯、名前と力を借りているけど真名は違う、もしくは別存在からガワだけを借りているという存在がたくさんいます。
名を借りた存在と姿を借りた存在
妖精円卓然り、千村正しかり、ダ・ヴィンチちゃんしかり。
妖精円卓は最終降臨になるとそれぞれ名前の部分が本来のものに変わります。
彼女たちは円卓の騎士の名前をモルガンから与えられているだけ。
千子村正のガワは衛宮士郎。
中身はぐちゃぐちゃなアルターエゴ。
ダ・ヴィンチちゃんの真名は”グラン・カヴァッロ”。
生前、レオナルド・ダ・ヴィンチが制作予定だった作品の名前です。
サーヴァントとして名乗っている名前と真名は違います。
そんな中でオベロンはどうなのでしょう。
本当に彼はオベロンなのでしょうか。
キャストリアも、キャスター・アルトリアと呼ばれていたと言っていましたが真名はまだちゃんと判明していません。
人間でも妖精でもないと考察している人がいたのでもしかしたらアルトリアでもない可能性があります。
オベロンの正体と真名について考察(妄想)
妖精王オベロンのガワを借りた妖精パック
がオベロンの正体ではないかと思います。
あっというまに妖精国をまわってこれること、小さくなれること、などオベロンの逸話には存在しません。(記憶違いだったらごめんなさい)
妖精だからできる、ということなのかもしれませんが。
とりあえずそれはおいておきます。
真夏の夜の夢で有名な存在といえばオベロンと妖精パックです。
いたずら好きで騒動の中心となったパック。
理由としてはオベロン自らのことを「ライダー」と名乗ったときに「ロビン・グッドフェロー」と口にしているんですが、これ「妖精パック」と同一視されている妖精なんです。
実はベリル・ガットがマスター?(妄想)
ベリルはモルガンのマスターは俺、と言っていますが本当のことを言っているとは限りません。
モルガン”の”マスターも俺、ということなのかもしれません。
はじめはオベロンを召喚したけどあとからモルガンと出会った契約した、のかもしれません。
ベリルが召喚した妖精パックにモルガンが汎人類史の「オベロン」の名前を力をギフト(着名)として与えた可能性はないでしょうか。
オベロンの目的は?(妄想)
彼がパックだとして、ならなぜぐだたちに近づいたのか、といえばパックといえば真夏の夜の夢。
その作品の中では思い合う恋人たちがパックが使った惚れ薬のせいでまったく別の相手に夢中になる、という展開を巻き起こします。
その登場人物の名前はハーミアとライサンダー。
記憶をなくしたぐだ子とぐだおに与えられた偽りの名前です。
ベリルは(腹立たしいことに)「マシュは俺の運命」といっていて「どのみち俺のところのに来る」とまだいっています。
もしかして、「惚れ薬」をマシュにつかってベリルに強制的に惚れさせるつもりなのではないでしょうか。
妖精騎士トリスタンやモルガンの恋人に収まったのも「惚れ薬」を使った結果なのでは。
オベロンの目的(妄想)
これは作中で彼が言及しているとおりに「ティターニア」に会うため、だと思われます。
創作上の存在であり、本来オベロンを愛してくれる彼女はいない。
でも、ですね。
可能かどうかはわかりませんが、ティターニアの名前をどこかの妖精に「着名」させることができたらそれは「妖精王オベロンの妻ティターニア」になるのではないでしょうか。
マシュと引き換えにティターニアを与えてくれる、という契約をモルガンかベリルとでもしているのではないでしょうか。
以上、すべて妄想です。