ねこあつめのあいことば「竹酔日」
読み方は「ちくすいにち」
「ちくすいにち」と打ち込んでも、グーグル日本語入力だとPCでは変換候補にでてきますが、スマホの方では変換できない模様。
「ちくすい”にち”」「ちくすい”び”」でもPCの方は変換してくれます。
「ちくすいじつ」という読み方もあるようですがこちらの読み方だと変換できないので、”にち”か”び”のどちらかをおすすめします。
スマホの場合は単語で例えば
竹(たけ)、酔(よ)う、日(ひ)
と打ちましょう(打ちました)
竹酔日(ちくすいにち)とは何?
《中国の俗説で、竹を植えるのに適する日といわれていたところから》陰暦5月13日のこと。竹迷日。竹植うる日。ちくすいじつ。《季 夏》
陰暦、つまり旧暦での5月13日をしめす言葉です。
中国でこの日に竹を植えるとよく育つと俗信として伝わっており、いつの頃からかはっきりしませんが日本にも伝来したのだと思います。
簡単にいうと5月13日は竹を植えるとよく育つ日、という意味。
でも、話によると竹も種類によっては5月に植えるとうまく育たないものもあるとかで…まぁ、昔の迷信とはそういうものですよね。
ちなみに「よく育つ日」を何故「酔う日」と書くのかというのは、大安寺という奈良県にある竹供養をするお寺のサイトに書かれてありました。
竹酔日は竹が酔って根が根付きやすく、よく成長するとされ、古来中国では竹の移植に最適の日とされました。
こちらでは植え替えに最適の日、しかも理由は竹が酔うからとされています。
竹が酔う???となりますが、そこは理屈を考えない!
感じるんだ!!!
大安寺の竹供養とは
奈良県、大安寺(だいあんじ)の初夏の風物詩。
毎年6月23日(旧暦の5月13日前後にあたる)行われる。
今では想像しにくいかもしれませんが、昔の日本人の生活に竹は欠かせない存在でした。
昔から日本人の生活を支えてきてくれた竹に感謝し、霊を慰め、今後の育成を祈願する、それが竹供養です。
何故一緒になっているか定かではないですが、この日にがん封じの祈祷もされるそうです。竹とがんとの結びつきが不明ですけど。
大安寺ホームページ