FGOからFateシリーズを知ったにわか初心者の自分のための備忘録です。
アニメ化した作品はちょこちょこ見ていたのですが、ちゃんと見たことはないです。
原作がエロゲーだった頃から知ってましたし、ネタバレされたことあるのでだいたいの流れは把握してるつもり。
奈須きのこさんのことは小説家として『空の境界』で知り、文体に毒され、コミック化された『月姫』で世界観に酔いしれました。
厨二病に多大なる影響を与えた作家さんです。
でも、Fateシリーズには心惹かれず世界観が繋がっているとのことからネットでネタバレ情報はなどを仕入れ、FGOから本格的に型月世界に足を踏み入れました。
初心者にわかです。
世界観が綿密にみっしりと構築されているから専門用語がばっさばっさ襲い掛かってくるし、だれそれなにそれってぐだーずと一緒に頭を傾げてます。
そんな私が私のために書き留めるFate初心者にわかのための備忘録がこの記事です。
目次
にわか初心者のためのFGO関係名称にまとめ
型月(かたつき):Fateシリーズの原典fate/stay nightを生み出した同人サークル。
正式名称はTYPE-MOON(たいぷむーん)。
今はクリエイタープロダクション・有限会社ノーツのゲームブランド名になっています。
昔からのファンは「型月」という呼び名を今でも使っている模様。
有限会社ノーツ:同人サークルだったTYPE-MOONのメンバーによって設立されたクリエイタープロダクション。
同人時代から有限会社になるまで『月姫』『空の境界』『Fateシリーズ』などなどサブカル世界や作家たちに大いに影響を与えた作品を生み出している。
奈須きのこ(なすきのこ):小説家であり型月内でのシナリオ担当。『Fateシリーズ(派生作品一部除く)』及び『月姫』、『空の境界』などの原作者でもありFGOの設定からシナリオの一部を書き上げている。
癖になる文体。愛は毒であり、愛ではなく恋が世界を救っちゃう話とか書いてる。
竹箒の竹箒日記にてFGOの裏設定や小話などを公開してはマスターたちを(いろんないみで)阿鼻叫喚に陥れている。
菌糸類(きんしるい)の愛称で呼ばれることも多い。
一部最終章までクリアしたら2016年の年末まで日記を辿ってほしい。
涙で目の前がみえなくなるよね。
武内崇(たけうちたかし):同人サークル時代はイラスト担当。アルトリア顔の大量発生の元凶さんである。
TYPE-MOON代表であり現有限会社ノーツ代表取締役、つまりは社長。
同人作家からのし上がった男である(違う)
ちなみに、武内崇は本名ではない。
奈須きのこの文才と書き上げる世界に心底惚れ込んでいる様子できのこのために同人サークルを立ち上げ会社にしたと言っても過言ではないと思われる
DW(ディライトワークス):みんなだいすきFGOの開発会社である。
型月から無茶振りされまくり振り回されまくりの気がしなくもなく、ブラック現場になっていないか心配されているほどの仕事振り。
各地にいるマスターたちを飽きさせず、課金させるやり手である。
奈須きのこが設定、執筆しているFateシリーズ作品
(※派生作品は多すぎて把握しきれていません)
(原典)『Fatestay night』『hollow ataraxia』『Fate/unlimited codes』
『Fate/EXTRA』『Fate/EXTRA-CCC 』『Fate/EXTELLA 』(シナリオアシスタントとして桜井光)※『Fate/EXTRAシリーズ』とひとまとまりにされている。
尚、アニメ化が決定。脚本は奈須きのこ氏が担当。
『Fate/Prototype』:設定集とPVのみしか公表されていない。
(余談:奈須きのこがFatestay night以前に書き上げたFateの原点ともいえる作品を元に書かれたものであり、原典ではないが、prototypeというタイトルがつけられている。
SNは武内崇の「アーサー王を女の子にして大人向けゲーム(自主規制)にしようぜ!」のひとことで現在のFateシリーズ及びアルトリア顔の大量発生と相成った、らしいです)
『フェイト/タイガーころしあむ』にて一部シナリオ担当。
把握できた上では以上です。
Fate派生作品と作者たち(一部)
詳しい内容はあとあと調べます。
今は、とにかく全体の把握から…細部はその次だ…(遠い目)
『Fate/Zero』
作者:バットエンドの寵児虚淵玄(うろぶちげん)
『Fatestay night』(以後SN)の数十年前を描くスピンオフ作品。
アニメ化もされた。
(きのこ氏によるとSN(原典)からは微妙に異なる世界とのこと)
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』
(メロンブックスなどには在庫が置いてあることが多く中古品ではなく新品で購入できますよ)
作者:三田誠(みたまこと)
FGOにて過労死寸前の諸葛孔明先生(の依代ウェイバー・ベルベットことロード・エルメロイ二世)が主人公。
原作者公認でSNの世界と地続きである。
Fateシリーズにおける魔術及び魔法について詳しく書かれている、ミステリー作品。
2019年アニメ化が決定。
『Fate/Apocrypha』
(こちらもメロンブックスやとらのあななど同人ショップに新品が置かれていることが多いので中古品が嫌な方はそちらで探したほうがいいです)
作者 :東出祐一郎(ひがしでゆういちろう)
ルーマニアが舞台で赤と黒の七騎のサーヴァントが戦いを繰り広げる。
FGOにて大活躍中のジャンヌちゃんや天草君、アストルフォやすまないさんなどが活躍するちょっと毛色が変わった聖杯戦争。
主人公は名もなきホムンクルスであった少年。
SNの世界とは途中までおなじだけれど御三家のひとつアインツベルンのとある選択によって分かたれた世界線。
(ネタバレ:もしもアインツベルンがアヴェンジャーではなくルーラーを召喚していた場合こうなっていたかもしれないというifの世界。)
アニメ化もしました。
『Fate/strange Fake』
作者:成田良悟(なりたりょうご)
『デュララララ!!』や『バッカーノ』の作者でもある。
fakeの世界では俺様何様ギル様とエルキドゥが生き生きとバトルを繰り広げる模様。
あと、ギルのマスターが褐色肌ロリ。
「そういう英霊ありなのかよ!?」というサーヴァントもでてきたりする。
「きのこ氏曰くSNと同じ条件でありながらまったく違った結末を辿った世界」
『Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』
作者:桜井光(さくらいみつ)
『Fate/prototype』の八年前に起こった聖杯戦争を描く。(prototypeの断片もちょこちょこあるっぽい)プロトアーサー実装により作中で登場するサーヴァントはFGOにて全騎実装済みとなった。
『Fate/Labyrinth』
作者:桜井光
フラグメンツの登場人物「沙条愛歌」が主役。
呪腕のハサンさんが天使。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』
作者:ひろやまひろし
魔法少女イリヤの魔法少女な日常を描くほのぼの百合漫画…とおもいきや後半にいたってどんどんシリアス度合いがましてくる。
アニメ化もしている。
SNとから根本から違った世界。
FGOとコラボイベントしましたね…
『氷室の天地 Fate/school life』
作者:磨伸映一郎(ましん えいいちろう)
SN本編の脇役である氷室鐘(ひむろかね)を主役にしたほのぼのギャグ4コマ漫画。
『カーニバル・ファンタズム』
作者:武梨えり
Fateシリーズ及び同じ型付き作品である月姫シリーズのキャラたちが文字通りお祭り騒ぎをするOVAアニメ。原作はアンソロジーコミック。
『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』
作者:経験値氏
世界観からこれまでの作品から根本的に違う漫画。
FGOにてぐだぐだ本能寺イベントで実装された織田信長及び沖田総司の出典元。
『衛宮さんちの今日のごはん』
作者:作画:TAa 料理監修:只野まこと
料理監修がついていることからお察しの通りグルメ漫画。
SN本編主人公、衛宮士郎がごはんを作る日常を描いている。
ヤングエースにて無料で読めます。
FGOがコラボした作品に『空の境界』がありますが、こちらFateシリーズとだいたいの世界観は共通。
ただし、それぞれの作品と同じ世界とは限らない、という感じで理解していただければ。
FGOのシナリオも担当している作家さん
本編シナリオは、『Fate/Apocrypha』作者の東出祐一郎氏と『Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』作者の桜井光氏が中心と成って執筆。
のちに型月スタッフである星空めてお氏、小説家の水瀬葉月氏も参戦。
(水瀬葉月さんが気になったみなさん『ぼくと魔女式アポカリプス』を読むんだ!!)
奈須きのこ氏は監修しつつ「序章」と「第六章」・「第七章」及び一部のイベントシナリオを書き下ろしている。
虚淵玄たしかコラボイベントの時にシナリオを担当していた…はず。
うろ覚えなり。
とりあえず、にわかだけどこのあたり理解できてればOK…?
あと世界観とか用語とかは今まとめ中です。
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