ねこあつめのあいことば「寒露」
読み方は「かんろ」
グーグル日本語入力では”かんろ”で変換可能でした。
寒露(かんろ)とは?
1 晩秋から初冬にかけての、霜になりそうな冷たい露。
2 二十四節気の一。10月8日ごろ。このころになると、北地では初氷がみられるようになる。《季 秋》
字面そのまま寒い露のこと、というのがひとつ目の意味。
露は気温が低くなると霜になりますよね。
なんとなくそんな霜になりそうな冷たい露のことを指して言います。
もう一つ目は二十四節気(にじゅうしせっき)というねこあつめのあいことばではおなじみになってきた二十四つにわけられた季節の節目のことです。
二十四節気をもう少し詳しく説明すると「春夏秋冬で区切られた季節をもっと細かくわかた暦の上での区切り」です。
もともと中国で考案されたもので、陰暦(月の満ち欠けを基準とした暦)ではどうしても実際の季節とのズレがでてきてしまうので(特に農業従事者にとってはとても困ることだった)、陰暦の暦の上に太陽の動きを基に定めた二十四節気を置くことにしたのです。
日本では江戸時代から使われているようです。
寒露は一番目の季節から数えて17番目にあたります。
毎年だいたい10月7日か8月ごろが寒露(かんろ)にあたるようですね。
秋が終わって、冬に入る時期…とありますが体感的に今の日本(2017)ではこれから秋が深まってく、というイメージです。
近年、なんだか季節の変動がおかしいですし…