ねこあつめのあいことば「カカワトル」
”かかわとる”と入力してカタカナに変換するだけです。
なんだか呪文みたいな響きですが、2月14日と深く関わり合いのある言葉でした。
カカワトルって何?
日本におけるバレンタイデーの代名詞チョコレートの原料であるカカオ豆を炒って、すりつぶした飲み物のこと。
つまりは、飲むチョコレートのことです。
すりつぶしたあとにバニラやシナモン、とうもろこしの粉などを加えて飲まれていましたが、今のように「甘いもの」ではなくとても「苦い飲み物」だったそうです。
のちにアステカを征服したスペイン人が帰国し広めたあとに砂糖などを加えた、今のように甘い飲み物としてヨーロッパ全土に広がりました。
チョコレートの原料となるカカオ豆はアステカなどの文化圏では「神様の食べ物」として重要視されており、供物として宗教的儀式にも用いられてました。
紙幣の代わりに使用されることもあったと聞きますので、それだけとても価値のあるものと考えられたことがわかります。
カカワトルは薬としても用いられた
「カカワトル」は疲労回復から不老長寿をもたらすといわれる万能薬として大変ありがたられ、アステカでは支配階級、つまり王族や貴族に値する位の人たちに愛飲されていました。
参考サイト
第28回 チョコレートについて|みんな大好き日本の国民食を知ろう!!|食について学ぼう たべもの事典|グリコ栄養食品株式会社
今さら聞けないチョコレートって何?即効性あり♡恋も健康も手に入れる! :Vegewel
日本チョコレート工業協同組合|チョコレートについて|チョコレートの歴史|
以前似たことばが「あいことば」になっていたみたいです。