ねこあつめのあいことば「季夏」
読み方は「きか」
グーグル日本語入力ではスマホ、PCともに変換候補にはでてくるみたいですが、下の方にあるので探すのが少しめんどくさいかもです。
季(き)
夏(なつ)
と
別々に打って、変換したほうが早いと思います。
季夏(きか)の意味とは何?
①
夏の末。晩夏。
②
陰暦六月の異名。
六月が夏の晩なのは今の暦では違和感しかありませんが、陰暦を使用していた頃の名残です。
数ヶ月のズレがあるので、昔の六月は今で言う七、八月ごろですね。
異名、というのは五月のことを皐月とも呼ぶように別の呼び方をすることです。
1月から12月まで、さまざまな異名があります。
一番知られているのは、1月から12月までを睦月から師走と表すことでしょう。
カレンダーなどに書かれていることも多いので、目にしたことがあると思います。
これら以外にもたくさん月を言い表す言葉が日本語にはあるのです。
季夏(きか)は、夏の末という意味の他にも六月そのものを表す異名でもあります。
使う機会はあるの?
少々、格式張った手紙などを書くときに時候の挨拶として使用されることはあると思います。
普段の生活の中ではあまり聞き慣れない言葉ですよね。
ただ、季夏は六月を表す言葉でありますが同時に夏の晩、夏の終わり頃という意味ももっているので現代では六月に届く手紙に書くのはNG、みたいですね。
実際の夏の終わりである八月に届く手紙に使用すべき言葉のようです。
「夏の終わりなら九月でもいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、九月は九月で別の時候の言葉があるようなのです…
にほんごむずかしい
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